2025年3月に東京藝術大学を退任する塚原康子教授と、東京藝術大学大学院音楽研究科の日本音楽史研究室において学び、藝大やその他の大学院で博士号を取得した卒業生を中心とする23名による研究論文集。
塚原教授のおもな研究テーマは、 現在の日本の音楽界の直接の出発点となった明治期の伝統音楽の変容と西洋音楽の受容についてである。過渡期の日本の音楽を多角的に見つめた研究手法はまさにフロンティアであり、その薫陶を受けたゼミ生も、近世(江戸時代)古代・中世・近世から近現代、日本からアジア、都市から周縁へと、異なる時代や地域にまたがる幅広い研究テーマと取り組んでいる。
本書では、その成果の一端が「つながる/つながり」をキーワードに5つの章にわけて示されている。
※お近くの店舗から順に表示しています。
※在庫はリアルタイムではなく、品切れの場合もあります。目安としてご利用ください。