日本を代表するトップ・セッション・ギタリスト、佐橋佳幸。その名前は知らなくとも、彼が奏でるギターの音や、プロデューサー/アレンジャーとして紡ぎ上げてきたポップでキャッチーなサウンドを耳にしたことがない人はいないはず。80年代に渡辺美里のライブやレコーディングで注目を集めたのを皮切りに、J-POPシーンを代表する数々のアーティストの作品に参加してきた。イントロのカッティングが鮮烈な印象を残した小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」、独自のカントリー・ロック・サウンドを作り上げた佐野元春とのホーボー・キング・バンド、編曲・プロデュースを手がけた藤井フミヤの代表曲「TRUE LOVE」など、数え上げればキリがない。40年を超えるキャリアの中で、彼が関わった膨大な楽曲の中から深いEN(縁もしくは円)を結んだ「40曲」(別掲)を選び、その曲で彼が何を考え、どんな仕事をしたのか、本人取材をもとに徹底的に掘り下げる。
●セレクトされた40曲
1「Sweet Revenge」UGUISS、2「REAL」大江千里、3「Long Good-Bye」太田貴子、4「Self Control」TM NETWORK、5「12月の雨」EPO、6「GET READY」宮原学、7「センチメンタルカンガルー」渡辺美里、8「僕にはわからない」佐橋佳幸、9「ステイション・ワゴン」鈴木祥子、10「Travelling Girl」桐島かれん、11「あなたに会えてよかった」小泉今日子、12「ラブ・ストーリーは突然に」小田和正、13「クリといつまでも」桑田佳祐 (SUPER CHIMPANZEE)、14「湖のふもとでねこと暮らしている」矢野顕子、 15「花」喜納昌吉、16「Always」ロッテンハッツ、17「もう恋なんてしない」槇原敬之、18「渋谷で5時」鈴木雅之(w/菊池桃子)、19「TRUE LOVE」藤井フミヤ、20「タイム・パッシズ・オン」佐橋佳幸、?「Hello」福山雅治、?「POESIA」坂本龍一、?「魂を抱いてくれ」氷室京介、?「ポポロクロイス物語(プレステ OST)」、 ?「TOKYO FANTASIA」山下久美子、?「1/2」川本真琴、?「硝子の少年」Kinki Kids、?「風の手のひらの上」佐野元春&ザ・ホーボー・キング・バンド、?「Song for James」山弦、?「毎日がスペシャル」竹内まりや、?「花のように」松たか子、?「夢を聞かせて」小坂忠、?「緑の風」大貫妙子(大貫山弦妙子)、?「ボクノート」スキマスイッチ、?「風が吹いている」いきものがかり、?「Still Standing」Char、?「J-Tea」Darjeeling、?「海月?UMIZUKI?」スターダスト・レビュー、?「人力飛行機」山下達郎、?「オン・ザ・バンドスタンド」ピーター・ゴールウェイ
さらに、幼少期からの生い立ちを綴ったバイオグラフィー、詳細な年表、愛用ギター・コレクション、佐野元春、ピーター・ゴールウェイとの対談も加える。「40曲」はRe:minderでの連載に加筆修正したもの。
CONTENTS
・ライブ・グラフ/愛用ギター・コレクション
・佐橋佳幸物語
・佐橋佳幸の「40曲」
・対談1 佐野元春×佐橋佳幸
・対談2 ピーター・ゴールウェイ×佐橋佳幸
・活動年表
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