【作曲者 追榮祥氏よりコメント】
日本語で「キラキラ星」として知られているこの曲の起源は18世紀の民謡とされています。当時流行していた歌をモーツァルトが変奏曲と呼ばれるピアノ用の器楽曲にアレンジしたこともあり、後世に残る有名なメロディとなりました。
現在では様々な歌詞がつけられて広まっている旋律ですが、この民謡はもともとは、「ああ、お母様、あなたにお話ししましょう」という名前がつけられており、少女がお母さんに自分の初恋の話を聞いてもらうという歌詞内容の可愛らしい曲でした。
今回のアレンジでは、このテーマが物語として聴こえるように工夫しました。遠い昔、遥か彼方の銀河系でーというどこかで聞いたことのあるような世界設定ですがー
民謡の歌詞の中で 登場したような素朴で夢見る少女が長じて大人になり、惑星間戦争によって離れ離れになった恋人を探すために宇宙を旅し、艱難辛苦を乗り越えたのち、無事恋人との再会を果たして、ハッピーエンドという設定です。
星や宇宙にまつわるメロディの引用などもありますので、そういった点にも注目して表現していただけたら幸いです。
ズーラシアンブラスシリーズ 楽譜『キラキラ星幻想曲』(金管五重奏)
※お近くの店舗から順に表示しています。
※在庫はリアルタイムではなく、品切れの場合もあります。目安としてご利用ください。