【特集】ステップアップ指トレーニング!
ピアノ教本/クラシックピアノ
演奏上達のためには欠かせない【指トレ】。根気も必要、手への物理的負荷もかかるからこそ、無理なく楽しく効率的に取り組みたいですよね。そこで今回は、【無理なく】【楽しく】【効率的に】取り組めるおすすめ楽譜をご紹介します!
◆プレ こどものスケール・アルペジオ
ほんとの導入期から使える指トレテキスト。最初はピアノに触れずに「調のうた」「ドレミファソのうた」を12の長調でピアノに合わせて歌い、2度や3度の音程に慣れることから始め、最終的には五指スケールを全調で弾くことが目標。修了後は『NEW こどものスケール・アルペジオ』に進めます。
ピアノを始めた子どもたちが、大切な基礎であるスケールとアルペジオを通して音感や調性感、自然な手の形を学びながら、《インヴェンション》《チェルニー30番》などへ苦労することなく自然に取り組めるようなテクニックを育てる画期的な一冊。子どもが最後まで楽しめるよう、ページにパラパラ漫画を挿入しているのもユニーク。
◆ハノンの前に ピピ ハノン
ピアノを習い始めた子どもから使える「フィンガートレーニング本」。従来の「プレハノン」よりもさらにピアノ入門時から使えるテキストになっています。こちらの記事もあわせてお読みください。
◆ドレミファソで始める かんたん!すごい!さきどり! ピアノ・テクニックの本
テキストはなんと音符なし!ドレミファソという最も簡単なことのみで“指”“手首”“腕”の使い方、というテクニックの基礎を学ぶ『基本バージョン』と、IとV7の2つの和音だけで4拍子と3拍子の伴奏型を弾けるようにする『伴奏バージョン』の主に2種類で構成され、そこから“スケール、カデンツ、アルペジオ”へと発展させていきます。
◆新 WAKU WAKU ピアノテクニック
日常生活に密着した表題や子どもたちのイメージ力アップにつながるイラスト付きで「楽しみながら学ぶ」「イマジネーションを育てる」を重視したテクニック練習曲集。導入期から始めて、ゆるやかにカリキュラムが進んでいきます。「テクニック1~3」「スケール&アルペジオ1、2」「アラカルト1、2」の全7巻シリーズ。
◆すぐに指が動くようになるプレ・ハノン スーパーフィンガーズ
著者(田村智子・岩瀬洋子)のお二人が主宰するピアノ教室で絶大なる効果を上げてきたエチュード。その場ですぐに弾けるので、飽きっぽくて練習が苦手な子も、達成感を得ながらどんどん進めていけますよ。
◆指セット プラス ハノン
ピアノ教育界の名伯楽として、これまで数多くのピアニストを排出してきた著者による、「良い音で強い音を弾く」「コントロールできる指を作る」ためのスペシャルメソッド。門下生による「お手本動画」QRコード付きで、そのおひとりは角野隼斗(かてぃん)さんです!
◆リトル・ピシュナ 48の基礎練習曲集(60の指練習への導入) LITTLE PISCHNA*ピッシュナ
「ハノン」の著者と同時代を生きたチェコの作曲家、ヨハン・ピシュナ(1826-1896)によって書かれたテキスト。指の独立と均等、各指間の拡張、親指の回転、手の移動などを目的としており、全課題が半音ずつ上昇して始めの調に達する全調の練習で、黒鍵を伴なう実践的なテクニックや調性感を身につけることができます。