MR.JIMMY
^{ミスター・ジミー}
レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男

監督 ピーター・マイケル・ダウド

伝説のギタリスト“ジミー･ペイジ”になりきることに人生を捧げる日本人を追ったドキュメンタリー映画

1月10日（金）に公開された映画『MR. JIMMY　ミスター・ジミー　レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男』をご紹介します。

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　エリック・クラプトン、ジェフ・ベックとともに“世界三大ギタリスト”と並び称される、伝説のバンド「レッド・ツェッペリン」のギタリスト・ジミー・ペイジに憧れた日本人・ジミー桜井は、本人の“完全再現”を目指します。

　サラリーマンを続けるかたわらギタープレイやサウンドのコピーはもちろんのこと、ピックカバーやピックガードなどギター本体の細かいパーツなど調達困難なものも含めたあらゆる関連物の数々を私財を投じて蒐集またはオーダーメイドし、ステージ衣装デザインやジャケットの縫い目や肩のラインに生じたわずかなシワの再現にいたるまで文字通り“100％”の模倣を試みます。

　ジミー桜井の尋常ならざる探求心による異様なまでの再現度とその“なりきり”ぶりにその評判はやがて海を超え、ついにはジミー・ペイジ本人が桜井氏のライブに訪れ大絶賛し、正式に公認を与えるという前代未聞の奇跡が生まれました。

　桜井は演奏力の高さを評価され、サラリーマンを辞めて渡米し本場のトリビュート・バンドへ加入し活躍の場をさらに拡げます。しかしレッド・ツェッペリンの音楽を誰よりも熟知しているがゆえ、同じ楽曲であっても実際に演奏された年代やライブによって異なるあらゆるバージョンの違いなど細部にまでこだわるあまり、バンドメンバーの理解を得られず距離を置かれるようになってしまいます……

　「好きなこと」をただただ愚直に貫き通した男による数奇なサクセスストーリーが３年に渡る製作期間を経て、１本のドキュメンタリー映画としてアメリカ・日本合作という形で誕生しました。ぜひ劇場でご覧ください。

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　そして、1月にはこんな音楽映画も公開されています。

シンペイ
歌こそすべて

「シンペイ」公式サイト

　明治に生まれ、大正・昭和を生き、「ゴンドラの唄」「東京音頭」「シャボン玉」「てるてる坊主」など、童謡、歌謡曲、音頭、民謡などさまざまなジャンルの約2000曲を残した作曲家・中山晋平の生涯を描いた伝記ドラマ。1月10日より全国の劇場にて公開中です。

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記事を書いた人：わだ

大阪出身、東京在住の40代。娘１人息子１人。 趣味は映画／海外ドラマ。劇場で年間60～80本鑑賞。