まるごとコントラバスの本 税込価格(本体): 1,980(1,800)円 出版社: 青弓社 最低音域を担当し、アンサンブルの「縁の下の力持ち」ともいえるコントラバスは、音楽の出来を決定づけるほど重要なポジションだ。曲の土台をつくり、演者と客、音と音をつなぐ。奥が深く、知れば知るほど魅力が増す。しかし楽器自体の大きさもあり、自由自在に弾きこなせるのは一部の人だけだと誤解されている。本書では、そんなコントラバスの演奏が誰でも本質的にうまくなる方法をやさしくガイドする。楽器の特徴や基本構造、選び方から始めて、醍醐味ともいえる「アドリブソロを弾きこなす」「セッションに参加して音楽で人と会話する」ために、何をどのような順序で身に付ければいいのかを示す。さらには、ほとんどの奏者が挫折する音楽理論も、上達に必要な核心部分に絞ってコンパクトに解説する。リペアマンの選び方や画期的なアプリケーションの利用法など、一流のプロのノウハウも惜しみなく伝授する。初級者から中・上級者まで使える、コントラバスの楽しみをより深めるために必要な知識を凝縮した一冊。目次はじめに第1章 コントラバスの魅力――一生の趣味として1 なんといっても、そのサウンド2 音楽での役割3 楽器本体の形の多様性4 演奏人口の少なさコラム 一般の方からの質問にお答えします1第2章 コントラバスの基礎知識1 コントラバスの歴史2 コントラバスの名称の多さ3 エレキベースとの相違点と共通点4 クラシック用とジャズ(ポピュラー音楽)用の違いはあるのか5 コントラバスの各部の名称と役割6 弦について7 調整の重要性コラム 一般の方からの質問にお答えします2第3章 コントラバスを手に入れよう1 コントラバスの価格帯2 メーカーよりもリペアマン3 楽器本体以外に必要なものとあると便利なグッズコラム 一般の方からの質問にお答えします3第4章 練習をしよう1 伝統的な教材や練習との向き合い方2 TAB譜というものの存在3 本質的にうまくなっていくための練習手順コラム 一般の方からの質問にお答えします4第5章 セッションに繰り出そう1 セッションについて2 ベーシストとしてセッションに必要なスキルとは3 よくあるセッションのルールコラム 一般の方からの質問にお答えします5第6章 コントラバスを一生の趣味にするために1 曲の成り立ちと曲を覚える重要性2 メロディーに挑戦しよう3 音源を聴く意義と楽しさ4 いい仲間を見つけてやりたいことおわりに 近隣店舗在庫へ!