ジョン・ダウランド(1563-1626)はイギリスの有名なリュート奏者・作曲家。しかしそれらはダウランドによる独奏曲のごく一部に過ぎない。「ギターのための ジョン・ダウランド・リュート曲集」は100 曲を超えるダウランドのリュート独奏曲を網羅してギター譜にする、世界初の全集です。この曲集の底本はダイアナ・ポールトンらによる《ジョン・ダウランド/ リュート音楽集成》(Faber Music, 初版1974 年/ 第3 版1981 年)。この集成はタブラチュアと二段譜であり、ギタリストにとってすぐに弾けるものではありません。ダウランドの音楽世界をより広くの人々にアプローチできるようにするために、全6 巻に分けてギター譜にトランスクリプション(移曲)するという本企画が立案されました。ルーツ、楽器の構造、奏法など異なる点もあるとはいえ同じ撥弦楽器として、一人でも多くの人がギターを通して、美しく高貴なダウランドの音楽に遊ばれることを願っています。 シリーズ完結となるこの第6 集はこれまでの曲集に収まらなかった珍しい小品を集めたもので、特にP.98「プレリュード」はダウランド唯一のプレリュードで、近年ギターで弾かれることが多いものの、正式な出版物としては本曲集が初めてと言えるでしょう。
P.55 ウィンター夫人のジャンプ/P.56 ホワイト夫人に事なし/P.57 ヴォークス夫人のジグ/P.58 靴屋の女房- ア・トイ/P.59 タールトンの復活/P.75 夢/P.77 ノリッシュ夫人の喜び/P.78 無題の小品/P.79 もしも一日が/P.80 コイ・ジョイ/P.81 タールトンのジグ/P.93 いとも優れた音楽家ジャノ・ドゥランド/P.98 プレリュード/P.99 ダウランド氏の真夜中/P.100 コラント
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