吹奏楽　アンサンブル

Pic./Fl. 1/Fl. 2/Ob.*/Bsn.*/Bb Cl. 1/Bb Cl. 2/Bs.Cl./A.sax. 1/A.sax. 2/T.sax./B.sax./Trp. 1 (div)/Trp. 2 (div)/Hr. 1/Hr. 2/Trb. 1/Trb. 2/Eup. (B.C./T.C.)/Tuba/S.Bs.*/Timp./Perc. 1 (S.D.， B.D.)/Perc. 2 (Tom-toms， Anvil， Tam-tam)/Perc. 3 (Vib.， Hi-hat， Cyms.， B.D.， Sus. Cym.， Tam-tam)

土気シビックウインドオーケストラの23枚目のアルバム収録にあたり2019年に作曲された「Crossfire - November 22」（FML-0249）を、玉名女子高等学校の依頼により大幅に改訂し、コンクールでもカットなしで演奏できるよう凝縮。1963年11月22日から60年を経てもなお多くの不可解な謎を残し、数々の著作やドキュメンタリー、劇映画の題材になってきた世紀の大事件を音楽で描きました。

ジョン・F・ケネディ暗殺事件の概要については、原曲の解説をご参照ください。

冒頭は讃美歌「God Be With You Till We Meet Again」にはじまり、謎と陰謀が渦巻くPrestoへ。ケネディの無念さを表現したGraveを経て、ケネディ氏の記憶の中をアメリカ国歌を演奏する軍楽隊が通過していく様子が走馬灯のように描かれ、強奏のコラールと細かいパッセージによって、希望や無念が入り混じった心情を表現し、再びテンポはPrestoとなって謎を残し、曲は幕を閉じます。

この版は、2024年に出版された「Crossfire 2023 ed. - November 22 J.F.K」（FML-0357）を元に、全日本吹奏楽コンクール小編成部門の編成を基準に、オーケストレーションを改訂したものです。（樽屋雅徳）
吹奏楽スコア　Ｃｒｏｓｓｆｉｒｅ　２０２３　ｅｄ．　－　Ｎｏｖｅｍｂｅｒ　２２　Ｊ．Ｆ．Ｋ〈コンポーザーズ・カット・エディション〉