ベートーヴェンってだあれ?交響曲って何?…の初級段階から説きおこし、ベートーヴェンの基礎知識(第1章)、《第九》にチャレンジ!―歌い方レッスン9のステップ(第2章)、一歩深めて《第九》作曲・演奏の歴史―シラーの原詩解説から、ピリオド奏法・歴史的奏法、海外新版楽譜の現状、歴史的名演・迷演(?)CDまで紹介(第3章)、そしてより詳しく、楽器から発見するベートーヴェンの作曲法、曽我流《第九》大解剖(第4章)へと、より専門的領域にまで導いてくれる。所々に挿入された豊富なコラム、巻末の《第九》音楽用語・合唱用語辞典等も用意された、《第九》情報満載のガイド・ブックです。2012年9月既刊『ベートーヴェン交響曲第9番終楽章“歓喜に寄せて”合唱譜』とも対応。 [目次] はじめに… 《第九》基本データ ●第1章 《第九》の基礎知識 Ⅰ ベートーヴェンってだあれ? 交響曲って何? 1.ベートーヴェンってだあれ? 2.「交響曲」って何? 3.ベートーヴェンの交響曲 Ⅱ 《第九》って何? 1.交響曲9番の概要・特徴 2.図解!《第九》第4楽章の構造はこうなっている Ⅲ 歌詞の意味 1.シラーの頌歌から採られた、《第九》の歌詞、逐語訳と発音 2.シラーの頌歌に表されている世界観と単語の意味について 3.ベートーヴェンが感じたシラーの詩句 4.作詩スタイルは「集いの歌」 Ⅳ 歌うためのドイツ語の知識 1.ドイツ語の発音ABC 2.上級編―日本人としてドイツ語を発音する上で気をつけなければいけない発音 3.ドイツ語のリズムと言葉の読み方 ●第2章 《第九》にチャレンジ Ⅰ 《第九》を歌おう 《第九》攻略法 Ⅱ 《第九》歌い方レッスン 第1段階 レッスン①有名なメロディーを口ずさんで、歌を歌うこととドイツ語の語感に慣れる レッスン②各パートに分かれ、合唱のメロディー以外の部分を歌うことに慣れる レッスン③より速いドイツ語の歌い回しのチャレンジ! 第2段階 レッスン④色々なテンポの変化とリズムに慣れよう レッスン⑤最大の山場、各声部が独立して動く二重フーガ 最終段階 レッスン⑥テンポがゆっくりした音楽を堂々と歌い上げる レッスン⑦歌詞はレッスン⑥と同じですが、リズムの難しい部分の制覇 レッスン⑧最後の仕上げ~ドイツ語にも慣れ親しもう! レッスン⑨男声パートスペシャル! Ⅲ 舞台に立つために/いざコンサートへ 1.練習で重要なこと 2.本番の服装、準備 3.舞台に立つ心がけ、ホールと舞台用語 4.合唱の並び方の色々 5.ステージ・リハーサルで~ホールやオーケストラの楽器と友達になろう 6.全曲のどこで入場するのか? 7.舞台の上で声を出すまで 8.楽屋に戻るまでがコンサート ●第3章 《第九》をより楽しむために 《第九》作曲と演奏の歴史 1.シラーの「歓喜に寄せて」 2.《第九》作曲の30年間の道のり 3.初演までの大騒動 4.ウィーン《第九》地図 5.初演・その後 6.《第九》を復活させたフランス人 7.ワーグナーが決定づけた《第九》演奏の方向性 8.巨匠達がどう《第九》を改変したか 9.《第九》の演奏の転換 10.ピリオド奏法や楽器 11.新版楽譜は何が違って演奏にどう影響を与えるのか? 12.日本に於ける《第九》事始め 13.《第九》、その後―歴史的演奏とメモリアル 14.名演奏、迷演奏?CD ●第4章 《第九》の魅力、よりくわしっく Ⅰ 楽器からみた《第九》 1.コントラバスからみた《第九》 2.ホルンからみた《第九》 3.ティンパニ・打楽器からみた《第九》 Ⅱ ソガダイスケ流《第九》大解剖 1.ニ短調とは 2.対極のニ長調 3.《第九》を形作る「レ」と「ラ」の音 4.「レ」と「ラ」が意味するもの 5.第1楽章―「疾風怒濤」のエモーショナルな楽章 6.第2楽章―長大なスケルツォ 7.第3楽章―究極の美 8.第4楽章―「恐怖のファンファーレ」の秘密 トピックス ベートーヴェンらしさとは?〈ベートーヴェンの書法〉 二重フーガのパターンを覚えよう! ディミヌエンド?アクセント?謎の小節 舞台の上手下手 「韻脚」について 「2月嘆願書」の謎 ベートーヴェンに奉仕した人々 《第九》という名前のワイン ベートーヴェンとメトロノーム べーヘンライター版の「へんな」音? 疾風怒濤 「3小節のリズムで」、「4小節のリズムで」 《第九》に影響を与えたトルコ軍楽隊 Voice! 《第九》の思い出 あとがき―指揮者からみた《第九》 《第九》攻略チェックシート 参考文献~《第九》をもっと知るために 《第九》音楽用語、合唱用語辞典
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