年末年始はK-POPに沼ろう♪ 読んで、聴いてK-POPを堪能できるガイド本が登場!
書籍/雑誌
100曲でわかる! K-POPヒストリー 1992-2020
イ・ジョンス、キム・ヨンデ、キム・ユナ、パク・ヒアほか計24人 著
廣岡孝弥 訳 Melon&ソウル新聞企画
アルテスパブリッシング 2,090円
ISBN:9784865593228
いやホント、K-POPの勢いってすごいですよね! 個々のアーティストの魅力はもちろんなんですが、何よりもパフォーマンススキルと発信力の高さに圧倒されます。これは世界中の人たちも魅了されちゃうよなぁ…。
そんなK-POPはどのように生まれ、どんな進化を遂げてきたのでしょう? さらに、「まずは何を聴けばいいの?」「どんなアーティストが時代をつくってきたの?」…など、K-POP初心者には知りたいことがいっぱいですが、今回、それらにまつわる疑問がまるっと解決できる、読んで・聴いて楽しめるガイドブックが登場しました!
1992年のK-POP誕生から、2020年リリースのBTS「Dynamite」に至るまでの厳選100曲を、韓国の音楽関係者24人がレビューとともに紹介。K-POPの歴史と魅力を一気に味わえちゃいます。
今回は、本書の日本版を手がけられた㈱アルテスパブリッシング代表取締役・鈴木茂様に、詳しいお話をお聞きしました!
―― 日本版を出版されたきっかけは?
BTSの魅力に目覚めてK-POPを聴き始めたのが5年前の夏。それまでにどんなグループやアーティストがいて、どんな曲がヒットしたのか、いつからこんなすごいことになったのかを知りたくて、韓国で良い本が出ていないかなと探しているうちに、ソウルのふたり出版社が2022年に刊行したこの本に出会い、これこそ読みたかった本だ!と翻訳権を取りました。
―― おぉ、鈴木様もK-POPに沼られたおひとりなのですね!この本の魅力はどんなところにありますか?
今のK-POPのスタート地点とされる90年代はじめのソテジワアイドゥルやH.O.T.に始まって、全米チャート1位を獲得したBTS〈ダイナマイト〉に至るまで、この30年弱の重要な曲が紹介されていること。そして、その100曲を韓国の大衆音楽関係者たちが投票で選びだしてレビューしていること、ですね。
K-POPはこの曲から始まった!ソテジワアイドゥル「僕は知っている」
―― その他、日本版には独自のコンテンツがあるそうですが?
はい、日本版には、選ばれた100曲のプレイリスト(Spotify、Apple Music)とミュージックビデオの再生リスト(YouTube)、用語・人名集を加えました。執筆者のひとりで日本のポップスにも詳しいキム・ユナさんに日本版のための序文も書いていただいています。
―― 100曲のプレイリスト、私のようなK-POP初心者にはめちゃめちゃありがたいです! 解説を読んで、曲も聴けて、映像も見られて、なんて贅沢なんでしょう。ブックデザインも、特に赤いカラーが韓国の魂を表しているようで素敵ですね。
ありがとうございます。韓国らしさをにじませながら、読者を選ばないポップでインパクトのあるデザインを目指したのですが、長年のK-POPリスナーでもあるデザイナーの杉山さんが見事に形にしてくださいました。
表紙はカバーを外すとまた違った印象に。同じデザインの「しおり」もついています♪

―― この記事を読んでいる人にメッセージをお願いします。
「韓流」という言葉が生まれたころから、ドラマや映画、小説、食べ物、コスメなど韓国のカルチャーに夢中になっている方は無数にいらっしゃると思いますが、K-POPの歴史をつくってきた代表曲を知ることができるこの本で、韓国の音楽と文化への理解をさらに深めていただけたら嬉しいです。
―― ありがとうございました!
本書のはじめの部分が試し読みできます!
100曲のプレイリストがK-POP初心者にはめっちゃ助かります…!
[著者]
カン・ソヨン:KBSラジオプロデューサー、『STATION Z』他演出、電子書籍プロジェクト『趣味家Vol.2』(共著)
クォン・ソクチョン:カカオエンターテインメント・プロデューサー、『本人登板』『アイドル登板』演出
キム・ドホン:ウェブジン『IZM』』元編集長、ニュースレター『ZENERATE』運営
キム・ヨンデ:『BTSを読む』『K-POPを読む』著者、「今ここのアイドル−アーティスト」執筆
キム・ユナ:TBS FM『ハム・チュンホのフォークソング』作家、「韓国大衆音楽ライナーノート」執筆
ナ・ウォニョン:ウェブジン『weiv』ライター
ランディ・ソ:ニュースレター『Bulletproof Delivery』発行者
ミミョ:ウェブジン『IDOLOGY』元編集長
パク・ジュヌ:フリーランス・コラムニスト、『歌うフェミニズム』著者
パク・ヒア:『IZEマガジン』元取材チーム長、K-POPアイドル専門記者、『アイドルのスタジオ』、『私たちのステージは続く』などK-POP産業インタビューシリーズ著者
ソン・ヒョソン:ウェブジン:『weiv』エディター
ソン・ハンソ:MBCラジオ・プロデューサー、『正午の希望曲』、『アイドルラジオ』、『夢見るラジオ』チーフプロデューサー
スクイブ:ウェブジン『IDOLOGY』編集委員、K-POPコラムニスト&DJ
イ・ギュタク:『葛藤するK-POP』、『K-POPの時代』著者
イ・ジョンス:『ソウル新聞』記者
チャン・ジュンファン:ウェブジン『IZM』編集長
チョン・クウォン:ウェブジン『weiv』編集長、音楽批評同人『HETEROPHONY』ライター
チョン・ミンジェ:Melon STATIONインディーズウェイ構成・進行、ウェブジン『IZM』元編集長
チョン・ビョンウク:『大衆音楽リーディングゲームK-POP 40』著者
チョ・ウンジェ:ウェブジン『IDOLOGY』ライター
チャ・ウジン:『青春のサウンド』著者、ニュースレター『TMI.FM』運営
チェ・ジソン:『韓国ポップスの考古学』(共著)、『女神は誉め言葉か?』著者
ハン・ドンユン:ストリート・ダンサー、ダンス講師として活動後、大衆音楽評論家となる。『ヒップホップはなぜヒップになったか?』著者
ファン・ソノプ:ウェブジン『IZM』元エディター、『あなたが知るべき日本の歌手』著者
[訳者]廣岡孝弥(ひろおか・たかや)
2021年、第5回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」にてファン・モガ『モーメント・アーケード』(クオン刊)で最優秀賞を受賞。韓国SFの翻訳にファン・モガ『生まれつきの時間』、パク・ヘウル『この星を離れた種族』(ともにinch magazine刊)、日韓のSF作家が12名ずつ参加したWeb連載『日韓SF交換日記』(Kaguya Planet)などがある。2024年には評論『「パラサイト 半地下の家族」を見る七つの視線』(クオン刊)を翻訳した。
★1月10日(土)下北沢B&Bで刊行記念トークショー開催!
K-POPはどこから来て、どこへ行くのか?|キム・ユナ×DJ DJ 機器×廣岡孝弥
■日時:2026年1月10日(土)19:00-21:00
■会場:下北沢・本屋B&B(東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)
■出演:キム・ユナ・DJ DJ 機器・廣岡孝弥
入場料ほか、詳しい情報はこちらから












