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ピアノ教本 クラシックピアノ

日本語ライセンス版 トンプソンはじめてのピアノ教本 第1巻 ジョン・トンプソン/著

税込価格(本体):
1,430(1,300)円
出版社:
ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス 

ジョン・トンプソンの「現代ピアノ教本」(全音刊)といえば、赤い表紙がトレードマーク。 日本に最初に紹介されたアメリカのピアノ教本ですから、この本でピアノを始めた方もたくさんいらっしゃると思います。 この「はじめてのピアノ教本」はいわば「現代教本」の幼児版で、 色彩豊かなキャラクターがダンスをしたり、ピアノを弾いたり、子どもたちに語りかけたり教えたりしながら音楽の楽しさを伝えてゆくための工夫にあふれた教則本です。

原書の著者であるジョン・トンプソン(1889-1963)は、若い頃コンサートピアニスト兼作曲家として華々しい活躍をしていたようですが、 ある時期から教育分野に身を投じ、いくつかのピアノ導入シリーズを発表しました。 第一巻のまえがきに、訳者である大島妙子氏は「”習う”だけではなく、自然に慣れ親しみ「音楽の魅力」を感じさせながら自然に出版するこの導入のアイディアは、 それまでのヨーロッパ系の導入書が主眼としていた、理路整然としたマニュアルを感じさせるものから解放され、 これ以後の新しい道筋をつけたと言っても過言ではないと思う」と書いていますが、これは妙子氏の父上である大島正泰氏により「現代ピアノ教本」が翻訳され、発売された時点の日本において、 トンプソンの新しさがどのように受け取られたかを的確に表現した言葉でもあります。

ちいさな子どもたちがなるべくスムーズにピアノの演奏に入ってゆけるようにと、第1巻の学習範囲は中央「ド」から上下5度以内、4分音符より短い音符はつかわないこととしています。楽譜の下には伴奏がついていて、先生や親が、子どもと一緒に連弾でひけるように配慮されています。メロディーを支える音の美しさを感じられること、一緒に弾くことで一人大きなピアノに立ち向かう子供に安堵感を与えることができること、そしてテンポ感や和声感などを感じられるようになること・・・いろいろな効果が期待されます。 楽曲の上にはその曲で学ぶ新しい要素が提示され、追加練習も課されます。さらに学んできたことをまとめて復習するためのワークシートが数ページごとにあらわれます。 はじめに行った練習を何度も飽きずに繰り返すことができるよう、しかも、多くの教材を必要としないよう、書く練習、初見練習、復習が1冊の中に凝縮されているのです。 練習曲として、多くのアメリカ民謡のメロディーが使われていています。歌詞は英語のままですが、その多くは日本でも良く知られた曲。歌詞を邦訳するという選択もありましたが、英詞の持つリズムや韻を踏むおもしろさが消えてしまうため、音楽という共通の言語を通して感じるものがある、と信じてそのままとし、歌詞の意味を別途記すことにしました。
さあ、それでは7色のちいさな「かいじゅう」といっしょにレッスンをはじめましょう!
ピアノのけんばん/けんばんの え/がくふのまんなかの「ド」のおと/おんぶきごう/ぜんおんぷのまんなかの「ド」のおと(トおんきごう) 「さあ、みぎてでひいてみよう」/ぜんおんぷのまんなかの「ド」のおと(ヘおんきごう) 「さあ、ひだりてでひいてみよう」/2ぶ(ん)おんぷのまんなかの「ド」のおと 「おじいさんのとけい」/4ぶ(ん)おんぷのまんなかの「ド」のおと 「モカシン・ダンス」/ワークシート/「きしゃ」/「『ド』と『シ』のうた」/ワークシート/4ぶんの2(2/4)びょうし 「こびとのマーチ」/4ぶんの3(3/4)びょうしとふてん2ぶ(ん)おんぷ 「こびとのダンス」/「メリーさんのひつじ」/「パラシュート」/「いったりきたり」/「ラグタイム」/ワークシート/「かねのおと(チャイム)」/「おかしなかお」/「マクドナルドおじさん」/おやすみ(きゅうふきごう)/「ふきとばせ」/「きょうかいのオルガン」/「ヤンキー・ドゥードゥル」/「なつかしのバージニア」/「わたつみおじさん」/「こうきょくきょく『しんせかいより』のテーマから」/「ラッパ」/「こいで、こいで」/「だれもしらないわたしのなやみ」/「じんりきしゃ」/「バンジョーひきのうた」/「プリンセス・ワルツ」/ワークシート/しゅうりょうしょうしょ

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