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書籍/雑誌

特集


音楽を「聴く力」を育てる
ダルクローズ・メソード

 リトミックの創始者であるダルクローズが、最初に身につけるべきだと考えたのは、音楽を聴き取る力です。「ソルフェージュ」や「即興演奏」だけでなく、全身で音楽を表現する「リトミック」の活動においても、音楽を聴くことから始まっています。
 今回の特集では、耳を育てる方法に焦点を当て、音程感覚や和声感覚などを身につける指導法を、大城依子先生に解説していただきました。


今月の課題曲


ブルクミュラー《18の練習曲》より〈雷雨〉
(2023年1月号~2023年12月号選曲者:伊井光子)


トピックス


◆Report チェコ音楽コンクール コロナ禍のため3年ぶりの開催。その“時間”がコンクールを成熟させた(上田弘子)
 “チェコの宝物”である音楽を通じ、日本とチェコ共和国両国の相互理解を深めることを目的とするチェコ音楽コンクールが、3年ぶりに開催されました。過去の入賞者はその後日本音楽コンクールなどでも活躍している、幅広い世代の登竜門です。審査に当たった上田弘子さんがその様子をレポートします。

◆Report 独自のカリキュラムによるリトミック「EQWEL♪ドレミコース♪」孫のために認定講師になりました(荒木淑子)
 幼児教室を展開するEQWEL チャイルドアカデミーの理念を盛り込んだ、独自のカリキュラムでリトミックを行う「EQWEL ♪ドレミコース♪」。東京・台東区にあるピアノ教室「ぴあのくらぶ 入谷スタジオ」内の「EQWEL♪ドレミコース♪」(0~3歳/ 2019 年4月開設)は同コース認定講師の野田淳子先生が担当しています。さっそくレッスンにお邪魔しました。

◆Interview 横山幸雄 艶やかに、贅沢に――ピアノの名曲をめぐるリサイタルを開催(多田純一)
 1990年に行われた第12回ショパン国際ピアノコンクールにて第3位入賞後、第一線で活躍し続ける横山幸雄さん。2023年2月5日にはリニューアルされた横浜みなとみらいホールにて「横山幸雄ピアノ・リサイタル」が行われます。生誕150年のラフマニノフ・イヤーをさきがけるリサイタルへの思いを語りました。

横山幸雄さん
横山幸雄さん

◆鐵百合奈×小岩信治 ハ短調ピアノ協奏曲の系譜 モーツァルトからラフマニノフまで 前編(小岩信治)
 音楽学者とピアニストがピアノ協奏曲の系譜を辿る対話。第1弾のイ短調、第2弾のニ短調への反響に応え、今回は満を持してハ短調を取り上げます。モーツァルトの《第24 番》からラフマニノフの《第2番》までを辿る前後編です。

◆レッスンにも、ティータイムにも 新刊『レッスンの言葉がけ&コミュニケーション』&ONTOMO MOOKラインナップ
 ムジカノーヴァの大好評ムックシリーズに、新刊『子どもに響く 保護者に届く レッスンの言葉がけ&コミュニケーション』が登場します! そこで、レッスンに生かせるムックや、ほっと一息つく時間のお供にぴったりなムックを一挙にご紹介します。

◆ONTOMO Shop Information
 ピアノの先生におすすめのグッズが揃うONTOMO Shopに、発表会の記念品やプチギフトにぴったりの「3大『B』バッグインバッグ」、譜読み・リズム・初見の人気ワークPDF「トレーニングタイム」が登場しました!


連載


学ぶ


◆【不定期連載】語るひろば 江口文子とみんなで語る音楽の未来(長井進之介/ゲスト:角南 篤)
 音楽の持つ力とは何でしょうか。この連載では、多くの心豊かな音楽家を育ててきた江口文子先生が、各界で活躍されている音楽を愛する方々をゲストにお迎えし、若い世代とのセッションを交えて音楽の可能性と未来を語り合います。
 今回は、政策研究大学院大学学長特別補佐・客員教授であり、公益財団法人笹川平和財団理事長も務める角南篤先生をお招きしました。江口先生の生徒が2台ピアノによるピアノ協奏曲を演奏し、ゲストとの対話を深めます。その様子を2回に分けてレポートします。

◆コンクール課題曲にチャレンジ!(赤松林太郎)
 人気のコンクールの課題曲の中から毎号1曲を取り上げ、その演奏・指導法を詳しく解説していきます。見ながら演奏できる、書き込み楽譜付き。今月は、ブルクミュラー《18の練習曲》より〈雷雨〉。

◆演奏が生まれ変わる! 佐藤卓史のソナチネ講座(佐藤卓史)
 「ソナチネ」は、基本的な音楽の形式や表現方法を学ぶのに格好の教材ですが、どこか機械的に感じられ、苦手意識を持ってしまう生徒さんも少なくないのではないでしょうか? この連載では、『ソナチネアルバム』の中からよく弾かれる作品を1曲ずつ、全楽章を取り上げ、楽曲の構造を紐解きながら、そこからどのように音楽的表現に結びつけていくのか、ピアニストの佐藤卓史さんに解説していただきます。
 第12回は、「ドゥシーク:ソナチネ ト長調 作品20-1 1第1楽章」。

◆ブルクの十八番(オハコ)~ブルクミュラー18の練習曲をひもとく~(春畑セロリ)
 『25の練習曲』が最も有名で人気を博しているブルクミュラーですが、彼の作曲家生活のもっとも終盤に書かれた『18の練習曲』にこそ、その熟練した筆の力と音楽性がこもっていると言えます。『25』の秘密を知りたければ、指導者にとって『18』をひもとくことは必須ではないでしょうか? そこで、音楽之友社刊の5冊のブルクミュラーの曲集で解説を担当された作曲家の春畑セロリさんが、『18の練習曲』を毎月1曲ずつ取り上げ、その音楽を分かりやすく柔軟に研究していきます。
 第13回は「第13曲《雷雨 L’Orage》」です。

◆チェルニークリニック(奈良井巳城)
 『チェルニー30番』を1曲ずつ解説し、練習の目的、取り組み方、練習法などを徹底解剖していきます。今回は、新しい要素が満載の第11 番です。

◆練習って本当は楽しい! 丹内流トレーニングのススメ(丹内真弓)
 子どもの頃から、ピアノの練習方法を考えるのが大好きだったという丹内真弓先生。子どもから大人まで、自宅で楽しく練習できる方法を教えていただきます。 今回のテーマは、「様々なジャンルに対応! スタッカートで表現の幅を広げる方法」です。

◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ(上杉春雄)
 ピアノを弾く人・教える人の間で常に関心の高いテーマの一つである「脳とピアノ演奏の関係」。ピアニストで脳神経内科医の上杉春雄さんに、脳科学の最前線の話題やピアノ演奏に役立つアドバイスなどを、読みやすいエッセイの形で連載いただきます。
 第26回は「前腕の筋5手首の屈伸」。

教える


◆モンテッソーリ教育からヒントを得た 子どもの自立心とピアノを弾く手 を育てる 手づくりレッスングッズ(大原由紀)
 レッスンでモンテッソーリ教育のアイディアを取り入れている大原由紀先生に、その理念に基づいた「手づくりレッスングッズ」をご紹介いただきます。
 第9回は、「数字のシール貼りカード」。

◆ポピュラー音楽指導塾~リズム力をつけよう!~(佐土原知子)
 34年ほど前からポピュラー曲を積極的にレッスンに取り入れてきた著者が、明日のレッスンに使える様々な手法や情報をご紹介する連載。ポピュラーを4つのリズム区分に分け、ジャンル別に「演奏と指導のポイント」をお伝えしていきます。
 今回は、ボサノヴァの名曲と演奏のコツをご紹介します!

◆7つのキーワードでブルクミュラー『25の練習曲』が無理なく上達!(根津栄子)
 短い中にも様々なテクニックが織り込まれ、ショパンを弾く下地作りにもなるブルクミュラー『25の練習曲』。生徒を無理なく上達させる「24のキーワード」を提案する根津栄子先生が、1曲丸ごとの書き込み楽譜でテクニック7項目によるポイントを紹介します。
 今回は「第6曲《前進》」。

◆先生像からみえてくる音楽像 作曲家のレッスンを覗いてみたら・・・・・・(内藤晃)
 歴史上の作曲家たちが「先生」としてどんな指導をしていたかを、弟子や友人などの残した言葉から読み解き、それぞれの作曲家の音楽像に近づくヒントを探ります。
 第10回は、「師としてのバルトーク」(後編)。

◆石井なをみ先生の 子どもに教えるベートーヴェン《ピアノ・ソナタ》 おもしろ誌上レッスン(石井なをみ)
 ベートーヴェンの《ピアノ・ソナタ》というとレベルの高いイメージが強く、解説書も上級者向けのものばかり。でも、なかには中級レベルの生徒さんが演奏する機会の多い曲も存在します。そこで、この連載ではそれらの曲をピックアップし、その指導法を、数々のコンクールで入賞者を多数輩出されている石井なをみ先生に、自身のレッスンを再現する形でご紹介いただきます。
 第11回は、「第8番 第1楽章 2展開部(第133~194小節)」。

◆御木本メソッドのテクニック指導 幼少期からピアニストの手を育てる(藤田 尚)
 生徒さんの手や姿勢に関する悩みを解決する方法を、御木本メソッドの講師である藤田尚先生に紹介していただきます。よく分かる解説動画付き。
 今月のテーマは、「音量の幅がない p~pp編」。

◆【最終回】作曲家が贈る 未来のレッスン(樹原涼子/轟千尋/春畑セロリ)
 樹原涼子、轟千尋、春畑セロリによる本誌のリレー連載が『ある日、オリーブの丘で』という楽譜になりました。作曲者が自作を題材に、楽譜を通して作曲家と対話し、自分の表現を生み出せるような「未来のレッスン」を提案する、全12曲の贅沢なワークです。
 最終回となる第12回のテーマは「構成、デュナーミク、アゴーギグ」で、曲は「オリーブの木の下で」(春畑セロリ作曲)。

◆ピアノの先生のiPad活用術~動画編集編~(足立由起子)
 教室運営やレッスンに役立つiPadを使った動画編集方法を、足立由起子先生に解説していただきます。第13回は、「Keynoteを使ってデジタル教材を作ろう~文字入れだけで作る~」。

楽しむ


◆『アーニャの冒険』18.王女はどこに(田中カレン/ティファニー・ビーク)
 国際的に活躍される作曲家の田中カレンさんがお話と音楽を、イギリス人イラストレーターのティファニー・ビークさんがイラストを担当される大型企画。お話とイラストを巻頭カラーに、楽譜と作曲者による演奏アドバイスを巻末とじ込みにて掲載していきます。

◆CD&BOOK(長井進之介)
 ピアニストであり、音楽ライターである長井進之介さんに、レッスンに役立つCDや書籍の解説をしていただきます。

◆ふたりで弾きたい! ピアノ映えJ-POP連弾(壺井一歩)
 子どもにも大人にも人気のJ-POPを、最新曲から王道の曲まで、弾きやすく、かつ「映え」る連弾アレンジでお届けします。レベルは、プリモ・セコンドともにブルクミュラー程度。先生と生徒さん、お友達同士、兄弟姉妹、親子でお楽しみください。
 第23回は、三浦大知の《燦燦》です。

◆「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」
 ttps://www.youtube.com/channel/UCCws_TIjSvpe23BDvjVBnVg
 「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による連載の補足解説などをアップしています。こちらもぜひご参照ください。


巻末とじ込み


◆楽譜
 田中カレン『アーニャの冒険』~18.王女はどこに

◆付録
 Piano作曲家カード 索引ミニミニBOOK
 2021年4月号~2023年1月号にわたって、ピアノのレッスンによく登場する作曲家を、「バロック」「古典派」「ロマン派」「近現代」のカードも含め、生誕年順に毎月4枚ずつ掲載してきた「Piano作曲家カード」がついに完結しました。この付録に登場した作曲家の索引をミニミニBOOKにまとめました。それぞれの時代を代表するPiano作曲家が一目瞭然です。カードをコレクションする際にもお役立てください。

特集


音楽を「聴く力」を育てる
ダルクローズ・メソード

 リトミックの創始者であるダルクローズが、最初に身につけるべきだと考えたのは、音楽を聴き取る力です。「ソルフェージュ」や「即興演奏」だけでなく、全身で音楽を表現する「リトミック」の活動においても、音楽を聴くことから始まっています。
 今回の特集では、耳を育てる方法に焦点を当て、音程感覚や和声感覚などを身につける指導法を、大城依子先生に解説していただきました。


今月の課題曲


ブルクミュラー《18の練習曲》より〈雷雨〉
(2023年1月号~2023年12月号選曲者:伊井光子)


トピックス


◆Report チェコ音楽コンクール コロナ禍のため3年ぶりの開催。その“時間”がコンクールを成熟させた(上田弘子)
 “チェコの宝物”である音楽を通じ、日本とチェコ共和国両国の相互理解を深めることを目的とするチェコ音楽コンクールが、3年ぶりに開催されました。過去の入賞者はその後日本音楽コンクールなどでも活躍している、幅広い世代の登竜門です。審査に当たった上田弘子さんがその様子をレポートします。

◆Report 独自のカリキュラムによるリトミック「EQWEL♪ドレミコース♪」孫のために認定講師になりました(荒木淑子)
 幼児教室を展開するEQWEL チャイルドアカデミーの理念を盛り込んだ、独自のカリキュラムでリトミックを行う「EQWEL ♪ドレミコース♪」。東京・台東区にあるピアノ教室「ぴあのくらぶ 入谷スタジオ」内の「EQWEL♪ドレミコース♪」(0~3歳/ 2019 年4月開設)は同コース認定講師の野田淳子先生が担当しています。さっそくレッスンにお邪魔しました。

◆Interview 横山幸雄 艶やかに、贅沢に――ピアノの名曲をめぐるリサイタルを開催(多田純一)
 1990年に行われた第12回ショパン国際ピアノコンクールにて第3位入賞後、第一線で活躍し続ける横山幸雄さん。2023年2月5日にはリニューアルされた横浜みなとみらいホールにて「横山幸雄ピアノ・リサイタル」が行われます。生誕150年のラフマニノフ・イヤーをさきがけるリサイタルへの思いを語りました。

横山幸雄さん
横山幸雄さん

◆鐵百合奈×小岩信治 ハ短調ピアノ協奏曲の系譜 モーツァルトからラフマニノフまで 前編(小岩信治)
 音楽学者とピアニストがピアノ協奏曲の系譜を辿る対話。第1弾のイ短調、第2弾のニ短調への反響に応え、今回は満を持してハ短調を取り上げます。モーツァルトの《第24 番》からラフマニノフの《第2番》までを辿る前後編です。

◆レッスンにも、ティータイムにも 新刊『レッスンの言葉がけ&コミュニケーション』&ONTOMO MOOKラインナップ
 ムジカノーヴァの大好評ムックシリーズに、新刊『子どもに響く 保護者に届く レッスンの言葉がけ&コミュニケーション』が登場します! そこで、レッスンに生かせるムックや、ほっと一息つく時間のお供にぴったりなムックを一挙にご紹介します。

◆ONTOMO Shop Information
 ピアノの先生におすすめのグッズが揃うONTOMO Shopに、発表会の記念品やプチギフトにぴったりの「3大『B』バッグインバッグ」、譜読み・リズム・初見の人気ワークPDF「トレーニングタイム」が登場しました!


連載


学ぶ


◆【不定期連載】語るひろば 江口文子とみんなで語る音楽の未来(長井進之介/ゲスト:角南 篤)
 音楽の持つ力とは何でしょうか。この連載では、多くの心豊かな音楽家を育ててきた江口文子先生が、各界で活躍されている音楽を愛する方々をゲストにお迎えし、若い世代とのセッションを交えて音楽の可能性と未来を語り合います。
 今回は、政策研究大学院大学学長特別補佐・客員教授であり、公益財団法人笹川平和財団理事長も務める角南篤先生をお招きしました。江口先生の生徒が2台ピアノによるピアノ協奏曲を演奏し、ゲストとの対話を深めます。その様子を2回に分けてレポートします。

◆コンクール課題曲にチャレンジ!(赤松林太郎)
 人気のコンクールの課題曲の中から毎号1曲を取り上げ、その演奏・指導法を詳しく解説していきます。見ながら演奏できる、書き込み楽譜付き。今月は、ブルクミュラー《18の練習曲》より〈雷雨〉。

◆演奏が生まれ変わる! 佐藤卓史のソナチネ講座(佐藤卓史)
 「ソナチネ」は、基本的な音楽の形式や表現方法を学ぶのに格好の教材ですが、どこか機械的に感じられ、苦手意識を持ってしまう生徒さんも少なくないのではないでしょうか? この連載では、『ソナチネアルバム』の中からよく弾かれる作品を1曲ずつ、全楽章を取り上げ、楽曲の構造を紐解きながら、そこからどのように音楽的表現に結びつけていくのか、ピアニストの佐藤卓史さんに解説していただきます。
 第12回は、「ドゥシーク:ソナチネ ト長調 作品20-1 1第1楽章」。

◆ブルクの十八番(オハコ)~ブルクミュラー18の練習曲をひもとく~(春畑セロリ)
 『25の練習曲』が最も有名で人気を博しているブルクミュラーですが、彼の作曲家生活のもっとも終盤に書かれた『18の練習曲』にこそ、その熟練した筆の力と音楽性がこもっていると言えます。『25』の秘密を知りたければ、指導者にとって『18』をひもとくことは必須ではないでしょうか? そこで、音楽之友社刊の5冊のブルクミュラーの曲集で解説を担当された作曲家の春畑セロリさんが、『18の練習曲』を毎月1曲ずつ取り上げ、その音楽を分かりやすく柔軟に研究していきます。
 第13回は「第13曲《雷雨 L’Orage》」です。

◆チェルニークリニック(奈良井巳城)
 『チェルニー30番』を1曲ずつ解説し、練習の目的、取り組み方、練習法などを徹底解剖していきます。今回は、新しい要素が満載の第11 番です。

◆練習って本当は楽しい! 丹内流トレーニングのススメ(丹内真弓)
 子どもの頃から、ピアノの練習方法を考えるのが大好きだったという丹内真弓先生。子どもから大人まで、自宅で楽しく練習できる方法を教えていただきます。 今回のテーマは、「様々なジャンルに対応! スタッカートで表現の幅を広げる方法」です。

◆脳神経内科医のピアニストが解説 知っておきたい ピアノ演奏における脳と身体のしくみ(上杉春雄)
 ピアノを弾く人・教える人の間で常に関心の高いテーマの一つである「脳とピアノ演奏の関係」。ピアニストで脳神経内科医の上杉春雄さんに、脳科学の最前線の話題やピアノ演奏に役立つアドバイスなどを、読みやすいエッセイの形で連載いただきます。
 第26回は「前腕の筋5手首の屈伸」。

教える


◆モンテッソーリ教育からヒントを得た 子どもの自立心とピアノを弾く手 を育てる 手づくりレッスングッズ(大原由紀)
 レッスンでモンテッソーリ教育のアイディアを取り入れている大原由紀先生に、その理念に基づいた「手づくりレッスングッズ」をご紹介いただきます。
 第9回は、「数字のシール貼りカード」。

◆ポピュラー音楽指導塾~リズム力をつけよう!~(佐土原知子)
 34年ほど前からポピュラー曲を積極的にレッスンに取り入れてきた著者が、明日のレッスンに使える様々な手法や情報をご紹介する連載。ポピュラーを4つのリズム区分に分け、ジャンル別に「演奏と指導のポイント」をお伝えしていきます。
 今回は、ボサノヴァの名曲と演奏のコツをご紹介します!

◆7つのキーワードでブルクミュラー『25の練習曲』が無理なく上達!(根津栄子)
 短い中にも様々なテクニックが織り込まれ、ショパンを弾く下地作りにもなるブルクミュラー『25の練習曲』。生徒を無理なく上達させる「24のキーワード」を提案する根津栄子先生が、1曲丸ごとの書き込み楽譜でテクニック7項目によるポイントを紹介します。
 今回は「第6曲《前進》」。

◆先生像からみえてくる音楽像 作曲家のレッスンを覗いてみたら・・・・・・(内藤晃)
 歴史上の作曲家たちが「先生」としてどんな指導をしていたかを、弟子や友人などの残した言葉から読み解き、それぞれの作曲家の音楽像に近づくヒントを探ります。
 第10回は、「師としてのバルトーク」(後編)。

◆石井なをみ先生の 子どもに教えるベートーヴェン《ピアノ・ソナタ》 おもしろ誌上レッスン(石井なをみ)
 ベートーヴェンの《ピアノ・ソナタ》というとレベルの高いイメージが強く、解説書も上級者向けのものばかり。でも、なかには中級レベルの生徒さんが演奏する機会の多い曲も存在します。そこで、この連載ではそれらの曲をピックアップし、その指導法を、数々のコンクールで入賞者を多数輩出されている石井なをみ先生に、自身のレッスンを再現する形でご紹介いただきます。
 第11回は、「第8番 第1楽章 2展開部(第133~194小節)」。

◆御木本メソッドのテクニック指導 幼少期からピアニストの手を育てる(藤田 尚)
 生徒さんの手や姿勢に関する悩みを解決する方法を、御木本メソッドの講師である藤田尚先生に紹介していただきます。よく分かる解説動画付き。
 今月のテーマは、「音量の幅がない p~pp編」。

◆【最終回】作曲家が贈る 未来のレッスン(樹原涼子/轟千尋/春畑セロリ)
 樹原涼子、轟千尋、春畑セロリによる本誌のリレー連載が『ある日、オリーブの丘で』という楽譜になりました。作曲者が自作を題材に、楽譜を通して作曲家と対話し、自分の表現を生み出せるような「未来のレッスン」を提案する、全12曲の贅沢なワークです。
 最終回となる第12回のテーマは「構成、デュナーミク、アゴーギグ」で、曲は「オリーブの木の下で」(春畑セロリ作曲)。

◆ピアノの先生のiPad活用術~動画編集編~(足立由起子)
 教室運営やレッスンに役立つiPadを使った動画編集方法を、足立由起子先生に解説していただきます。第13回は、「Keynoteを使ってデジタル教材を作ろう~文字入れだけで作る~」。

楽しむ


◆『アーニャの冒険』18.王女はどこに(田中カレン/ティファニー・ビーク)
 国際的に活躍される作曲家の田中カレンさんがお話と音楽を、イギリス人イラストレーターのティファニー・ビークさんがイラストを担当される大型企画。お話とイラストを巻頭カラーに、楽譜と作曲者による演奏アドバイスを巻末とじ込みにて掲載していきます。

◆CD&BOOK(長井進之介)
 ピアニストであり、音楽ライターである長井進之介さんに、レッスンに役立つCDや書籍の解説をしていただきます。

◆ふたりで弾きたい! ピアノ映えJ-POP連弾(壺井一歩)
 子どもにも大人にも人気のJ-POPを、最新曲から王道の曲まで、弾きやすく、かつ「映え」る連弾アレンジでお届けします。レベルは、プリモ・セコンドともにブルクミュラー程度。先生と生徒さん、お友達同士、兄弟姉妹、親子でお楽しみください。
 第23回は、三浦大知の《燦燦》です。

◆「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」
 ttps://www.youtube.com/channel/UCCws_TIjSvpe23BDvjVBnVg
 「ムジカノーヴァYouTubeチャンネル」に筆者による連載の補足解説などをアップしています。こちらもぜひご参照ください。


巻末とじ込み


◆楽譜
 田中カレン『アーニャの冒険』~18.王女はどこに

◆付録
 Piano作曲家カード 索引ミニミニBOOK
 2021年4月号~2023年1月号にわたって、ピアノのレッスンによく登場する作曲家を、「バロック」「古典派」「ロマン派」「近現代」のカードも含め、生誕年順に毎月4枚ずつ掲載してきた「Piano作曲家カード」がついに完結しました。この付録に登場した作曲家の索引をミニミニBOOKにまとめました。それぞれの時代を代表するPiano作曲家が一目瞭然です。カードをコレクションする際にもお役立てください。

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※在庫はリアルタイムではなく、品切れの場合もあります。目安としてご利用ください。