音楽家の伝記 はじめに読む１冊 ブラームス 税込価格（本体）： 1,760（1,600）円 出版社： ﾔﾏﾊﾐｭｰｼﾞｯｸｴﾝﾀﾃｲﾝﾒﾝﾄﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ 彼が愛したのは自由と孤独、<br>そして音楽の女神（ミューズ）だけだった<br><br>貧民街に生まれ、その出自ゆえに故郷に拒絶され、自由と孤独のうちに晩年を過ごしたブラームス。<br>いまなお色あせない交響曲・協奏曲をはじめとする大曲の数々を生み出した、巨匠の素顔が見えてきます。<br><br>【音楽家の伝記シリーズ】<br>10歳から読めて、大人にも本物の感動を。<br>歴史上の偉大な音楽家たちの生涯を、物語のように読みやすく。<br><br>10歳から読めるクラシック音楽入門書。音楽が試聴できるQRコード付き！<br><br>●小学校5年生以上で習う漢字には、すべてルビをふっています。<br>●本の中に出てくる楽曲を、その場で試聴できるQRコード付き。<br>●音楽家の関連地図、人生年表などの付属資料も充実。<br>●図版も多数掲載。<br>●著者が選ぶ、おすすめの楽曲リスト「はじめにきく1曲」を紹介。<br><br>カバーイラスト：北澤平祐<br>シリーズデザイン：山田和寛（nipponia）<br><br><br>[目次]<br>プロローグ<br>第1章 「新しい道」<br>第2章 雨のライン河<br>第3章 永遠の女性<br>第4章 エンデニヒの別れ<br>第5章 《ドイツ・レクイエム》<br>第6章 リヒテンタール十四番地<br>第7章 ウィーン楽友協会<br>第8章 四つの交響曲<br>第9章 たそがれのトゥーン湖<br>第10章 人はみな草のごとく<br><br><br>注釈・参考文献<br>あとがき<br>ブラームスの人生と歴史上の出来事<br>はじめにきく1曲<br><br>“――奇跡だ！ 奇跡だ！ こんなに美しい演奏はかつてきいたことがない！ おお、神よ、あなたに感謝します。この意欲をいつまでも保たせてください！<br> クララの頬は美しく上気して、目は興奮に輝いていた。<br> それを見るブラームスの瞳も、感動にうるんでいた。<br> 演奏後、ふたりはただ向き合って座り、長いこと感動の余韻にひたった。”<br>（本文より）<br><br><br>■著者について<br>ひの まどか<br>音楽作家。東京生まれ。東京藝術大学器楽科（ヴァイオリン専攻）卒業。東京ゾリステンほかでヴァイオリニストとして活躍。東京藝術大学、故小泉文夫教授の下で民族音楽を研究。その後、作曲家の伝記や小説、音楽解説などの執筆活動に入る。現地取材がモットーで、「作曲家の物語シリーズ」（リブリオ出版・児童福祉文化賞を2度受賞）は全20巻中、19巻を手がけた。主な著書に『星の国のアリア』（講談社）、『総統のストラディヴァリ』（マガジンハウス）、『戦火のシンフォニー』（新潮社・第25回新日鐵住金音楽賞特別賞）。原案・監修に「学研 音楽まんがシリーズ」などがある。<br><br>NULL 近隣店舗在庫へ！
