これまでオンデマンド商品でお客様に入手しづらい商品でありましたが、この度通常の在庫品として復刊いたしました!<br><br>●編成<br> Conductor x 1<br> Piccolo x 1<br> 1st & 2nd Flutes x 3<br>*Oboe x 1<br>*Bassoon x 1<br> Clarinet in E♭ x 1<br> 1st Clarinet in B♭ x 3<br> 2nd Clarinet in B♭ x 3<br> 3rd Clarinet in B♭ x 3<br> Alto Clarinet in E♭ x 1<br> Bass Clarinet in B♭ x 1<br> 1st Alto Saxophone in E♭ x 1<br> 2nd Alto Saxophone in E♭ x 1<br> Tenor Saxophone in B♭ x 1<br> Baritone Saxophone in E♭ x 1<br> 1st Trumpet in B♭ x 2<br> 2nd & 3rd Trumpets in B♭ x 2<br> 1st & 2nd Horns in F x 2<br> 3rd & 4th Horns in F x 2<br> 1st & 2nd Trombones x 2<br> Bass Trombone x 1<br> Euphonium x 2<br> Bass in C x 2<br> Electric Bass Guitar x 1<br>*Electric Guitar x 1<br> Drums x 1<br> Timpani x 1<br> Glockenspiel, & Xylophone x 1<br> Snare Drum, Tambourine & Vibraphone x 1<br> Suspended Cymbal, Castanet, Bongo, Triangle & Tambourine x 1 Triangle, Wind Chime, Tambourine, Wood Block & Siren Whistle x 1<br>[*印の楽器をはぶいた編成でも演奏可能です。]<br><br>編曲者:横内 章次<br>難易度:★★★<br>演奏時間:7分40秒<br><br>●曲目解説<br>1958年2月の第一回 「日劇ウェスタン・カーニバル」から、日本のロックが始まったとされています。<br>ロックン・ロール/ロカビリーの熱狂的なブームの中で育った新しいスターたちは、やがて和製ポップスへと移行していきます。<br>そうした若者たちの中に、坂本九がいました。坂本九は1941年12月、神奈川県川崎市に生まれ、 1960年、「悲しき60歳」でデビューしました。<br>1963年6月15日には、誰も予想していなかったことが起こりました。坂本九の歌う、「上を向いて歩こう」が、「スキヤキ」というタイトルで、ビルボード誌の全米ヒットチャートの第1位にランクされたのです。<br>日本のポピュラー音楽史上で、このことは空前絶後の大事件といえましょう。 (以後30年余りの間、日本製の曲は、トップ10はおろか、30位以内にも入ったことがないのです。)<br>この曲によって、坂本九は世界に知られるスターとなりました。しかし、1985年8月12日 悲劇が起こりました。日航のジャンボ機が群馬県の山中に墜落し、乗客、乗員約520名が落命したのです。<br>そのなかに、坂本九がいました。ここに採り上げた4曲は、坂本九の数多いヒット曲の中でも、とりわけ人気の高い曲です。この内「素敵なタイミング」は、黒人歌手ジミー・ジョーンズのヒット曲を、坂本九が日本語詞カヴァーで歌い、大ヒットしたものです。<br><br>●演奏にあたって<br>今は亡き坂本九のヒットナンバーのメドレーで、どれも 美しい旋律の曲ばかりです。バンド全体で歌い込むような気持ちで演奏しましょう。<br>『明日があるさ』<br>イントロのAllegroに入る前のサックスの16分音符でしっかり倍のテンポをつかんでください。 [B] はマーチの感じで軽快に、リズムの形を崩さないように注意。<br>『素敵なタイミング』<br>コミカルなタッチで、テューバの低音とピッコロの高音との対比を楽しみましょう。随所にサックスのソリが出てきますが、全体でうねるように吹いてください。<br>『見上げてごらん夜の星を 』<br>冒頭のユーフォニウムに続いて、アルトサックス、トランペットのソロが続きます。感情をこめて歌い上げてください。 [H]に移る際は、直前の3連符で次のテンポを作ってください。<br>[G] から[K] にかけてはテンポが次々と変わります。それぞれの変わり目には注意してください。<br>『上を向いて歩こう』<br>テナーサックスのソロは楽しく。[M]のレガートな感じから[N]では弾んだ感じになります。[P] からはスウィングして、エンディングは思いきり盛り上げましょう。 4曲ともよく知られた曲です。メロディーを大切にして楽しく演奏してください。(横内 章次) <br><br>■収載曲<br>明日があるさ~素敵なタイミング~見上げてごらん夜の星を~上を向いて歩こう<br><br> NULL