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吹奏楽 アンサンブル

吹奏楽スコア 「ペール・ギュント」第一組曲より

税込価格(本体):
2,860(2,600)円
出版社:
フォスターミュージック

グリーグの代表作の一つである劇付随音楽『ペールギュント』を作曲者本人が管弦楽のために編作した組曲は2つ存在します。この楽譜は第一組曲を用いたものです。<br>グリーグの豊かな叙情的側面が存分に発揮された美しい音楽であり、その雰囲気を大切にしながらも、いくつか私自身のアイディアを織り込みました。原曲との大きな相違点は下記の2点です。<br><br>・第2曲と第3曲の順序を入れ替えています。<br>・第1曲「朝」の主題を他の楽曲にも流用することによって、循環形式のようなまとまりを目指しています。<br><br><br>「山の魔王の宮殿にて」の演奏において、いくつか注意点を記させてください。<br><br>・スタッカートの有無がやや不統一な箇所があります。これはつけ忘れているのではなく、省略している or 奏者に一任しているとご理解ください。原曲のスコアも容易に入手できますし、ネット上には名演が溢れかえっています。色々参考になさった上で、四分音符の扱いについて決定していただければと思います。<br><br>・原曲では時間をかけて徐々にヒートアップしてきますが、この楽譜はいくつかのシーンをカットしています。どのようにアクセルをかけていくか、私から細かな指定はございません。<br><br>・練習番号29(m.252)以降のティンパニですが、二段に分けて記譜されています。<br>下段は私自身が最初に書いたもの、上段は録音時に奏者のアドヴァイスを受けて書き改めたものです(参考演奏は上段で収録しています)。下段は削除する方向で考えておりましたが、このアイディアはいかんとも捨て難く・・・<br>技術的な困難さに無理をして取り組む必要はありません。が、無意味なこととも思えませんので、可能性があるならばぜひ挑戦を、そうでなければ編曲者の意図を汲んで欲しいということで楽譜上に残す形としました。<br><br><br>最後に、カット案について。<br><br>演奏される状況によってはカットしなければいけないこともあるでしょう。原曲は4曲が独立したものでしたが、この楽譜は全てつながっています。ですので、楽章を抜き出すことは困難です。以下に挙げる箇所は無理のない音のつながりが得られるカットとなるでしょう。参考になさってくださいませ。<br><br>・練習番号5<br>・m.54-62<br>・やや意表をつく形にはなりますが、練習番号17-18(その場合 m.142 は総休止)(井澗昌樹)<br><br>Fl. 1/Fl. 2 / doub. Pic./Ob.*/Bsn.*/Bb Cl. 1/Bb Cl. 2/Bs.Cl./A.sax./T.sax./B.sax.*/Trp. 1/Trp. 2/Trp. 3*/Hr. 1/Hr. 2*/Trb. 1/Trb. 2/Trb. 3*/Eup./Tuba/S.Bs.*/Pf.*/Timp./Perc. 1 :Sus. Cym., Tri., S.D./Perc. 2 :Glock., Vib., B.D./Perc. 3 :Marimba, Vib., Cyms.
吹奏楽スコア 「ペール・ギュント」第一組曲より

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