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不思議で怪しい楽器
バイオリンの魅力の根源に迫る!
クラシックの華であるバイオリンには謎がいっぱい。音はもちろん、存在そのものが人々を魅了してきた。バイオリンにまつわる知識とともに歴史も学べる。バイオリニスト、職人や演奏家、銘器のエピソードも満載。
※本書は2017年に発刊した『おもしろバイオリン事典』(小社刊)を文庫化したものです。
第1章:バイオリンの歴史
第2章:タメになるバイオリンの知識
第3章:バイオリンの役割
第4章:バイオリンの不思議
第5章:バイオリニスト物語119世紀~20世紀編
第6章:バイオリニスト物語220世紀~21世紀編
■筆者について
奥田 佳道(おくだ・よしみち)
音楽評論家。1962年東京生まれ。バイオリンを学ぶ。立教大学文学部を経てウィーン大学に留学。くらしき作陽大学講師、エリザベト音楽大学講師などを務めた。これまでにNHK、日本テレビ、WOWOWなどの音楽番組に出演。長年にわたり<ウィーン・フィルニューイヤーコンサート>生中継の解説をFM、Eテレで行ったほか、NHK音楽祭のプレトークを担当した。2020年4月からNHK「音楽の泉」第4代解説者。ほかラジオ深夜便「クラシックの遺伝子」、FM「オペラ・ファンタスティカ」に出演中。著書に『これがヴァイオリンの銘器だ!』(音楽之友社)。朝日カルチャーセンター新宿、中之島、北九州講師。NPO法人東京ジュニアオーケストラソサエティ理事。(公財)音楽鑑賞振興財団理事。新国立劇場専門委員。
山田 治生(やまだ・はるお)
音楽評論家。1964年京都市生まれ。87年、慶応義塾大学経済学部卒業。90年から雑誌などで音楽に関する執筆活動を行っている。著書に、小澤征爾の評伝である『音楽の旅人』『トスカニーニ』、訳書に『レナード・バーンスタイン ザ・ラスト・ロング・インタビュー』(以上、アルファベータ)などがある。ビオラを中山良夫、矢浪礼子、エリオット・マガジナーの各氏に師事。
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