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ウクレレ/カリンバ その他楽器

RP G.フィンガー アルトリコーダーソナタ ト長調 Walsh版「6つのソナタまたはソロ」第5番

税込価格(本体):
1,980(1,800)円
出版社:
リコーダーJP

★解題★

 ロンドンの出版業者Walshが1695年ごろに出版したとされる「6 Sonatas or Solos」という曲集があり、うち、第1番から第3番まではヴァイオリンソナタ、第4番から第6番までがリコーダーソナタです。

 本作はこの曲集の「第5番」として収録されたニ短調のソナタで、4つの楽章から成っています。繰り返しの指定が一箇所もなく、短い「後奏」を持つ楽章が多いなど、1700年前後のころの少し古風な特徴を持った、コンパクトな佳品です。


★解説★

 第1楽章は発想指定がなく、4分の4拍子です。ニ短調で始まりヘ長調で終止する、5小節半という少し長めの主題が示され、続いて、後半部が少し変化した形でもう1度奏されます。そして、2度目の方のモチーフを用いてしめくくっていくという構成。いくらか淡々とした感じはありますが、これが味でしょう。テンポは遅めの中庸から速いテンポぐらいまで、かなりいろいろな可能性がありそうです。

 第2楽章は、アレグロ(快活に)4分の4拍子です。ニ短調で始まりヘ長調で終止する3小節半ほどの主題が示され、後半が少し変化する形でもう1度・・・と、第1楽章と同じような組み立てで始まります。しかしこの楽章の場合は、主題に含まれているリズム的要素や旋律的要素を用いつつ、はるかに豊かな展開が行われていきます。颯爽とした快速楽章になりました。

 第3楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。ト短調の、それも属和音から始まるという鮮烈な開始のあと、まるでオペラの1場面、お芝居のひとくさりのような音楽が続きます。最後はニ短調に終止。

 第4楽章は、ここで初めて4分の3拍子に変わります。発想表示はありませんが、まさかアダージョのままではなく、おそらく快速な楽章でしょう。力強い感じのテーマは9小節あり、やはりニ短調で始まりヘ長調に終止します。後半、「十六分音符+付点八分音符」という、いわゆる「逆付点」の面白いリズムが登場して効果を上げています。
第1楽章/第2楽章/第3楽章/第4楽章

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