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書籍/雑誌

サラサーテ 120

税込価格(本体):
1,650(1,500)円

夏から秋。
 夜長を楽しむには、楽器を弾くことと室内楽がぴったり。
 今号では、ふたつの特集をお送りします。

今号の特集は、弦楽器の演奏技術《もっと上手くなる基礎》より「デタシェとスタッカート」。
 弦楽器には様々な右手の「使い方(=奏法)」があります。今回は、その中から「デタシェとスタッカート」を取り上げました。
そもそも、この両者は奏法の中でどのような位置づけなのでしょうか?また、適切な身体の使い方、実践は。そのような疑問を整理、解決してみようという企画です。どうぞ、ご一読を。

もう一つの特集は、「室内楽」です。
弦楽器の究極の楽しみは、室内楽。作曲家たちが、その技術と情熱を込めて作曲した名曲の数々を私たちは楽しむことができます。
今号では、室内楽の国際コンクールとして国内外の評価が高い大阪国際室内楽コンクールのレポートを皮切りに、注目したい日本人グループを紹介していきます。
また、室内楽を実際に弾いて楽しむにあたっての演奏のコツをQ&Aにしました。アマチュア奏者から出された「?」にクァルテット・エクセルシオの4人が答えます。他に関連企画として、キュッヒル・クァルテットも登場します。

特別企画は2本。
30万円(以内)のヴァイオリンと「巨匠 ピエール・ギオムの弓」です。どちらもカラーページでの企画をお楽しみください。
今回は、22万~30万円のヴァイオリンが25本、集まりました。そして、コンテンポラリーの弓作家として世界中から崇敬を集めるピエール・ギオムを紹介します。
Artist Close-Upは、ヴァイオリニストのマキシム・ヴェンゲーロフが登場します。
2008年の突然の引退宣言から復活し、いまや「巨匠」の風格をも身に付けた彼に本誌では、昨年に続きインタビュー。彼の現在の音楽への思いを大いに語ってもらいました。

アーティストは、世界で活躍するヴィオリストのタベア・ツィンマーマン、封切りされたパガニーニの映画がヒットしているヴァイオリニストのデイヴィッド・ギャレット、指揮者の西本智実、注目の実力派チェリストであるウェン=シン・ヤンと中木健二、デュオでも活躍を始めたヴァイオリニストの漆原啓子・漆原朝子、バロック/モダンの両刀使いの桐山建志に話を聞きました。

巻末楽譜は、3曲を用意しました。
まずは、大人気のディズニー映画『アナと雪の女王』より「Let It Go?ありのままで?」を前号と趣を変えてヴァイオリンとチェロで。
ヴァイオリン二重奏版の楽譜は、チャイコフスキーの名曲、『眠りの森の美女』から「ワルツ」です。映画にも使われています。
ヴァイオリンとヴィオラは、NHKのドラマ『花子とアン』から「にじいろ」です。楽しく弾いてみてください。

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