「時が止まればいいのに」
そう思ったことはありませんか?この願いが心に浮かび上がるケースは二つあると思います。最良の時間か、あるいは最悪が予見されるその直前か。
私は毎日のようにこの言葉を思い浮かべてしまっています。今が最良とは思えませんので、であるなら最悪の一歩前を歩いているのか。過ぎた直近の過去を振り返ってもそんなことはありませんでした。明日も特に何も起きないと思います。
ではどうして今日も今日とて、またこんなことを考えているのだろう。それは私自身が恐怖を勝手に作り出してしまっていることが始まり。根源は執着。それがまるで影のようについてくるものですから、いつもいつも最悪を想像してしまうのです。
「時が止まればいいのに」ではなく「いつ時が止まってもいいように」・・・そのような佇まいに憧れて、もう何年が経ったことでしょう。
タイトルは振り子の意です。
Vive! Saxophone Quartet 委嘱作品として作曲、2024年6月東京文化会館で初演されました。(井澗昌樹)
S.sax./A.sax./T.sax./B.sax.
サクソフォンアンサンブル楽譜 ペンデュラム
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