[6月27日発売予定]
音符のつながりを正しく読みとけば、音楽に生命が宿る!
ノート・グルーピングの理論と練習法を
高校生にも役立つように分かりやすく実践的に解説!
プロの音楽家や専門誌に高く評価され、読者からも「合奏が楽しくなった」「演奏技術が向上した」など喜びの声が寄せられ、ロングセラーとなっているサーモンドの『豊かな音楽表現のための ノート・グルーピング入門』。
その翻訳者が、高校での吹奏楽部指導をはじめとする自らの実践と体験を活かして、ノート・グルーピングという画期的なメソッドの理論と練習法を、豊富な譜例やイラストとともに分かりやすくガイドします。
このメソッドを学習・実践している3人の演奏家──林憲秀(オーボエ)、前田幸弘(サクソフォン)、沢野源裕(ジャズ・トランペット)各氏の特別インタビューも収録!
◎目次より
はじめに
第1章 ノート・グルーピングとはなにか?
1 ノート・グルーピングの意味と意義
2 ノート・グルーピングは演奏家のための旋律解釈法
第2章 文字グルーピングからノート・グルーピングへ
第3章 ノート・グルーピングの基本と実例
1 アップとダウンを見きわめる
2 ノート・グルーピングの基本ルール
3 さまざまな応用例
4 注意を要するグルーピング
5 グルーピングの正解は歌詞にあり!
第4章 グルーピングを生かす指揮とは?
第5章 アフタービートの西洋音楽と正拍揃えの日本のリズム
付論 言語と音楽--「ヨーロッパ言語」「非ヨーロッパ言語」と音楽
あとがき
参考文献
[特別インタビュー]
林憲秀(オーボエ)
前田幸弘(サクソフォン)
沢野源裕(ジャズ・トランペット)
◎著者プロフィール
杉江光平(すぎえ・こうへい)
1975年、神戸市立外国語大学(外国語学部英米学科)卒業。1975年から2018年3月まで、園田学園中学校・高等学校に英語科教員・吹奏楽部顧問として勤務。
1984年より現代指揮法を青木邦雄氏に師事。2010年より守山俊吾氏の薫陶を受ける。2011年7月、ブルガリア国立ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団ワークショップに参加、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」を指揮(ブルガリア・ホール)してディプロマ取得。国内ではウィンドオーケストラ「エスペランサ」(11年)、ウィンド・アンサンブル奏[かなで](13、16、18年)を指揮。11年~13年、サイマル・アカデミー大阪校で英日翻訳を学ぶ。15年、ベルリン・フィルハーモニック管弦楽団首席トンラペット奏者、ガボール・タルケヴィ氏による金管アンサンブル・クリニックの通訳を務める。
訳書にJ.M.サーモンド『豊かな音楽表現のためのノート・グルーピング入門』(アルテスパブリッシング、2018)、デイビッド・マクギル『ノート・グルーピング オーボエ奏者マルセル・タビュトーに学ぶ』(スタイルノート、2019)、ミネ・ドアンタン=ダック『豊かな音楽表現のためのリズムと拍子の基本原理 現代に生きるリュシー理論』(アルテスパブリッシング、2023)がある。
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2025年6月27日発売予定