書籍/雑誌


CDで聴くことができる古い音源はすでに様々に紹介ズミだ。SP(78回転)やLPの音源は膨大にある一方で、LPにもCDにもなっていないものも多い。
お決まりのフリッツ・クライスラー、ヤッシャ・ハイフェッツ、ダヴィッド・オイストラフ、ナタン・ミルシテイン、ジャック・ティボー、ユーディ・メニューイン、アルテュール・グリュミオーなどだと広がりに欠けるし、二番煎じ、三番煎じでしかない。

海外の音源に詳しい著者が、SPやLPからまだCD化していない、しかも魅惑的な演奏の珍しい音源を集めて紹介する。

「現存のヴァイオリニストは客席で聴いたほうがいい。音源でしか聴けないヴァイオリニストの演奏をこそ享受すべきだ」――その信念で10年を費やして集めたSPやLPをじっくりと聴き込んで魅力を語り、珍しい図版を180点も所収するファン待望の力作!

目次

はじめに

アーサー・カテラル(Arthur Catterall、1883-1943、イギリス)
イギリスの傑物

ジョン・ダン(John Dunn、1866-1940、イギリス)
いまだ全貌が明らかでない

アルド・フェラレージ(Aldo Ferraresi、1902-78、イタリア)
イタリアの怪物

ジャン・フルニエ(Jean Fournier、1911-2003、フランス)
知る人ぞ知る、フランスの実力者

ステファン・ルーハ(Stefan Ruha、1931-2004、ルーマニア)
ルーマニアのパガニーニ

ストイカ・ミラノヴァ(Stoika Milanova、1945-2024、ブルガリア)
ブルガリアの花影

マントヴァーニ(Mantovani、1905-80、イギリス)
ムード音楽の大家だが、クラシックの小品も数多く録音

ブリジット・ユーグ・ド・ボーフォン(Brigitte Huyghues de Beaufond、1922-2008、フランス)
ティボーの愛弟子

ドゥヴィ・エルリ(Devy Erlih、1928-2012、フランス)
異彩を放つフランス・ヴァイオリン奏者

ヴィリー・ブルメスター(Willy Burmester、1869-1933、ドイツ)
パガニーニの再来と謳われた名匠

イェリ・ダラニ(Jelly〈Yelly〉d’Aranyi、1893-1966、ハンガリー→イギリス→イタリア)
ハンガリーの名花

ジャニーヌ・アンドラード(Janine Andrade、1918-97、フランス)
ブーシュリ門下の花形

シュテフィ・ゲイエル(Stefi Geyer、1888-1956、ハンガリー→スイス)
バルトークに愛されたヴァイオリニスト

ユーディス・シャピロ(Eudice Shapiro、1914-2007、アメリカ)
多方面で活躍したアメリカの逸材

ノーバート・ブレイニン(Norbert Brainin、1923-2005、オーストリア→イギリス)
アマデウス弦楽四重奏団の顔として活躍

キャスリーン・パーロウ(Kathleen Parlow、1890-1963、カナダ)
カナダが生んだ異形のヴァイオリニスト

巖本真理(Mari Iwamoto、1926-79、日本)
持って生まれた音色の巫女

ジャンヌ・ゴーティエ(Jeanne Gautier、1898-1974、フランス)
フランスの表現巧者

ミゲル(ミケル)・カンデラ(Miguel〈Miquel〉Candela、1914-?、1877-1957?、フランス)
ヴァイオリン美の化身

ルネ・シュメー(Renee Chemet、1887または1888-?、フランス)
宮城道雄とも共演したフランスの華

フアン・マネン(Joan〈Juan〉 Manen、1883-1971、スペイン)
スペインの巨匠ヴァイオリニスト

アルフレッド・デュボワ(Alfred Dubois、1898-1949、ベルギー)
イザイとグリュミオーの架け橋

アドルフ・ブッシュ(Adolf Busch、1891-1952、ドイツ→アメリカ)
ドイツの伝統を背負った最後のヴァイオリニスト

レオニード・コーガン(Leonid Kogan、1924-82、ロシア)
王様になりそこねたヴァイオリニスト

ジネット・ヌヴー(Ginette Neveu、1919-49、フランス)
突如として断たれた栄光

ミシェル・オークレール(Michele Auclair、1924?-2005、フランス)
根強い人気が持ち味

ゲオルク・クーレンカンプ(Georg Kulenkampff、1898-1948、ドイツ)
アドルフ・ブッシュと並ぶドイツ・ヴァイオリン界の巨匠

イゾルデ・メンゲス(Isolde Menges、1893-1976、イギリス)
録音史上では重要なイギリスの女性奏者

諏訪根自子(Nejiko Suwa、1920-2012、日本)
波乱の生涯を生きた〈天才少女〉

シルヴィア・マルコヴィチ(Silvia Marcovici、1952-、ルーマニア)
ルーマニアの明眸

ヴァイオリン好きなら、ぜひ、SP盤を!

図版資料

おわりに


CDで聴くことができる古い音源はすでに様々に紹介ズミだ。SP(78回転)やLPの音源は膨大にある一方で、LPにもCDにもなっていないものも多い。
お決まりのフリッツ・クライスラー、ヤッシャ・ハイフェッツ、ダヴィッド・オイストラフ、ナタン・ミルシテイン、ジャック・ティボー、ユーディ・メニューイン、アルテュール・グリュミオーなどだと広がりに欠けるし、二番煎じ、三番煎じでしかない。

海外の音源に詳しい著者が、SPやLPからまだCD化していない、しかも魅惑的な演奏の珍しい音源を集めて紹介する。

「現存のヴァイオリニストは客席で聴いたほうがいい。音源でしか聴けないヴァイオリニストの演奏をこそ享受すべきだ」――その信念で10年を費やして集めたSPやLPをじっくりと聴き込んで魅力を語り、珍しい図版を180点も所収するファン待望の力作!

目次

はじめに

アーサー・カテラル(Arthur Catterall、1883-1943、イギリス)
イギリスの傑物

ジョン・ダン(John Dunn、1866-1940、イギリス)
いまだ全貌が明らかでない

アルド・フェラレージ(Aldo Ferraresi、1902-78、イタリア)
イタリアの怪物

ジャン・フルニエ(Jean Fournier、1911-2003、フランス)
知る人ぞ知る、フランスの実力者

ステファン・ルーハ(Stefan Ruha、1931-2004、ルーマニア)
ルーマニアのパガニーニ

ストイカ・ミラノヴァ(Stoika Milanova、1945-2024、ブルガリア)
ブルガリアの花影

マントヴァーニ(Mantovani、1905-80、イギリス)
ムード音楽の大家だが、クラシックの小品も数多く録音

ブリジット・ユーグ・ド・ボーフォン(Brigitte Huyghues de Beaufond、1922-2008、フランス)
ティボーの愛弟子

ドゥヴィ・エルリ(Devy Erlih、1928-2012、フランス)
異彩を放つフランス・ヴァイオリン奏者

ヴィリー・ブルメスター(Willy Burmester、1869-1933、ドイツ)
パガニーニの再来と謳われた名匠

イェリ・ダラニ(Jelly〈Yelly〉d’Aranyi、1893-1966、ハンガリー→イギリス→イタリア)
ハンガリーの名花

ジャニーヌ・アンドラード(Janine Andrade、1918-97、フランス)
ブーシュリ門下の花形

シュテフィ・ゲイエル(Stefi Geyer、1888-1956、ハンガリー→スイス)
バルトークに愛されたヴァイオリニスト

ユーディス・シャピロ(Eudice Shapiro、1914-2007、アメリカ)
多方面で活躍したアメリカの逸材

ノーバート・ブレイニン(Norbert Brainin、1923-2005、オーストリア→イギリス)
アマデウス弦楽四重奏団の顔として活躍

キャスリーン・パーロウ(Kathleen Parlow、1890-1963、カナダ)
カナダが生んだ異形のヴァイオリニスト

巖本真理(Mari Iwamoto、1926-79、日本)
持って生まれた音色の巫女

ジャンヌ・ゴーティエ(Jeanne Gautier、1898-1974、フランス)
フランスの表現巧者

ミゲル(ミケル)・カンデラ(Miguel〈Miquel〉Candela、1914-?、1877-1957?、フランス)
ヴァイオリン美の化身

ルネ・シュメー(Renee Chemet、1887または1888-?、フランス)
宮城道雄とも共演したフランスの華

フアン・マネン(Joan〈Juan〉 Manen、1883-1971、スペイン)
スペインの巨匠ヴァイオリニスト

アルフレッド・デュボワ(Alfred Dubois、1898-1949、ベルギー)
イザイとグリュミオーの架け橋

アドルフ・ブッシュ(Adolf Busch、1891-1952、ドイツ→アメリカ)
ドイツの伝統を背負った最後のヴァイオリニスト

レオニード・コーガン(Leonid Kogan、1924-82、ロシア)
王様になりそこねたヴァイオリニスト

ジネット・ヌヴー(Ginette Neveu、1919-49、フランス)
突如として断たれた栄光

ミシェル・オークレール(Michele Auclair、1924?-2005、フランス)
根強い人気が持ち味

ゲオルク・クーレンカンプ(Georg Kulenkampff、1898-1948、ドイツ)
アドルフ・ブッシュと並ぶドイツ・ヴァイオリン界の巨匠

イゾルデ・メンゲス(Isolde Menges、1893-1976、イギリス)
録音史上では重要なイギリスの女性奏者

諏訪根自子(Nejiko Suwa、1920-2012、日本)
波乱の生涯を生きた〈天才少女〉

シルヴィア・マルコヴィチ(Silvia Marcovici、1952-、ルーマニア)
ルーマニアの明眸

ヴァイオリン好きなら、ぜひ、SP盤を!

図版資料

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