日本のヴァイオリン小品集

JONGARA じょんがら
RYU 龍

音楽之友社 編　好評発売中！

　 日々熱戦が繰り広げられている2024パリオリンピック。 選手ひとりひとりが自国と自身の誇りを胸に、遥かなる高みに挑戦する姿は勝敗を超えて感動をもらえますね。がんばれニッポン！

　さて、オリンピックと時を同じくして発売されたのが、今回ご紹介するヴァイオリン小品集 「JONGARA じょんがら」「RYU 龍」。滝廉太郎、貴志康一といった草分けから TAIRIK（TSUKEMEN）、信長貴富ら若手まで、すべて日本の作曲家による作品が収められており、和柄の表紙デザインと相まって、これぞジャパン！ と誇りたくなる素敵な内容となっているんです！

赤い表紙の「JONGARA じょんがら」に収録されている「JONGARA」2台ヴァイオリンver.。血が騒ぎますね！

　演奏レベルは、プロの演奏家の方はもちろん、アマチュア愛好家の方も取り組んでいただけるくらいの弾き映えする内容。ご自身のレパートリーとしてはもちろん、日本好きな海外のお客様にプレゼントとして差し上げても喜ばれそうです。ぜひその内容をチェックしてくださいね♪

この曲集を編集された 音楽之友社 出版局楽譜部・山本美由紀様よりコメントをいただきました！

　日本の作曲家による「弾いて、聴いて、カッコいい」ヴァイオリン小品集を作りたいと思っていたところ、“ クール・ジャパン ” というキーワードに触れて「これだ！」とみるみるコンセプトが固まっていきました。
　『RYU』には、普段アカデミックな作品を書いている方々の作品から、聴きやすく惚れ惚れするような素敵な曲を集めています。どちらかというとしっとりと歌う作品が多いです。
　『JONGARA』には2台ヴァイオリン版が2曲入っていることもあり、舞台映えを期待される方にピッタリ。TSUKEMENの《JONGARA》は、ソロヴァイオリン＋ピアノと2台ヴァイオリン＋ピアノの2パターンを収載しています。また、ピアノでとても有名な《憾（うらみ）》のヴァイオリン新編曲も要チェックです！
　どちらも愛好家からプロの演奏家まで、さらには海外の日本人作品ファンの方にも愛奏していただける作品が詰まっています。これから留学に出る方や、インバウンドの方をお迎えする機会がある方など、レパートリーとして準備しておくときっと役に立つと思います。是非ご覧ください！

【収録曲一覧】

JONGARA　じょんがら
1）アンデスに告白（榊原大／作曲）
【ヴァイオリン2重奏／伴奏：ピアノ】
2）月（貴志康一／作曲）
【ヴァイオリン／伴奏：ピアノ】
3）憾（滝廉太郎／作曲、中村匡寿／編曲）
【ヴァイオリン／伴奏：ピアノ】
4）JONGARA（TAIRIK／作曲、木村裕／編曲）
【ヴァイオリン2重奏／伴奏：ピアノ】
5）JONGARA（TAIRIK／作曲、木村裕／編曲）
【ヴァイオリン／伴奏：ピアノ】

RYU　龍
1）龍（貴志康一／作曲）
【ヴァイオリン／伴奏：ピアノ】
2）友に贈る（新実徳英／作曲）
【ヴァイオリン／伴奏：ピアノ】
3）きらめく五月よ、そよぐ大樹よ
（信長貴富／作曲）
【ヴァイオリン／伴奏：ピアノ】
4）雪の日（寺嶋陸也／作曲）
【ヴァイオリン／伴奏：ピアノ】
5）線形のロマンス（吉松隆／作曲）
【ヴァイオリン／伴奏：ピアノ】