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吹奏楽 アンサンブル
明治唱歌のひとつですが、大正2年(1913年)に検定教科書「新作唱歌(三)」に掲載され、広く歌われるようになりました。当時から、その美しいメロディーによって、特に女子学生に喜ばれたといいます。春の訪れを待ちわびる人々の気持ちがよく表れている名曲で、現在では唱歌というより、芸術歌曲に近い扱いを受けている作品です。かつて、俳優の森繁久弥の作曲による『知床旅情』が世に出たとき、その最初の2節がこの曲に似ていると評判になったことがありました。なお作曲者の中田章は『ちいさい秋みつけた』の作曲者、中田喜直の父にあたります。[文・森田一浩]編成Piccolo1st & 2nd FlutesOboeBassoonClarinet in E♭1st Clarinet in B♭2nd Clarinet in B♭3rd Clarinet in B♭Alto Clarinet in E♭Bass Clarinet in B♭Contrabass Clarinet in B♭1st Alto Saxophone in E♭2nd Alto Saxophone in E♭Tenor Saxophone in B♭Baritone Saxophone in E♭1st Trumpet in B♭2nd & 3rd Trumpets in B♭1st & 2nd Horns in F3rd & 4th Horns in F1st & 2nd TrombonesBass TromboneEuphoniumTubaString BassHarp【Percussion】TriangleGlockenspielVibraphone早春賦/中田章(森田一浩)
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