吹奏楽 アンサンブル

Pic.*/Fl. 1/Fl. 2/Ob.*/Bsn.*/Bb Cl. 1/Bb Cl. 2/Bb Cl. 3*/Bs.Cl. (opt. to C.B. Cl.)/A.sax. 1/A.sax. 2*/T.sax./B.sax.*/Trp. 1/Trp. 2/Trp. 3*/Hr. 1/Hr. 2*/Trb. 1/Trb. 2/Trb. 3*/Eup./Tuba/C.B.*/Timp., Wood Block/Perc. 1 (Sleigh Bells, Tamb., S.D., 摺鉦, 4 Tom-toms)/Perc. 2 (B.D.)/Perc. 3 (Vib., Sus. Cym., Xylophone, Crash Cyms., Tam-tam)

大江戸シンフォニックウィンドオーケストラ音楽監督、樫野哲也氏の委嘱により、2024年に作曲。同年に開催された「大江戸シンフォニックウィンドオーケストラ特別演奏会 樫野哲也四十路記念コンサート」において初演されました。以下、初演の際のプログラムノートをそのまま掲載いたします。

平安時代、1156年に起こった保元の乱。後白河天皇と崇徳上皇の対立を中心とした朝廷の内部抗争として知られています。この戦いに敗れた崇徳上皇は讃岐(現在の香川県坂出市)へ配流され、その地で崩御されたそうです。
その後、都で立て続けに大きな事件が続いたことをきっかけに、崇徳上皇は怨霊として恐れられることとなりました。しかしその一方で、四国では守護神として崇敬されていたとも伝えられています。
これらの史実や伝説に着想を得て、今回の作品を書き進めました。曲は5つのシーンで構成されており、それぞれ「平安京」「保元の乱」「讃岐にて」「怨霊」「伝説へ」といった場面あるいはその心情をイメージしています。
この曲のタイトルは、讃岐にて崇徳上皇が都を思って詠んだとされる「ここもまたあらぬ雲井となりにけり 空行く月の影にまかせて」という歌から、下の句を引用したものです。「雲井」とは御所のこと。思いがけない場所に来た今は流れゆく状況に身を任せるしかないのだ、という思いが読み取れます。

さて、樫野哲也さん及び大江戸シンフォニックウィンドオーケストラの皆さんに最初にお世話になった第1回演奏会(2012年)から、気づけば10年以上が経過しました。当時高校生、そして作曲も始めたばかりだった私にとって、自らの吹奏楽作品が人の手によって演奏されることがどれだけ感動的なことだったか・・・・・・、初演に立ち会ったときの気持ちは今も変わりません。そんな、私にとって原点ともいえる場で新作を発表させていただけること、大変感慨深く思います。
きっと私たちも「空行く月の影にまかせて」、偶然の巡り合わせの結果として今ここで時を共有しているのだと感じます。様々な出会いに心からの感謝を込めて。(近藤礼隆)
吹奏楽スコア 空行く月の影にまかせて

Pic.*/Fl. 1/Fl. 2/Ob.*/Bsn.*/Bb Cl. 1/Bb Cl. 2/Bb Cl. 3*/Bs.Cl. (opt. to C.B. Cl.)/A.sax. 1/A.sax. 2*/T.sax./B.sax.*/Trp. 1/Trp. 2/Trp. 3*/Hr. 1/Hr. 2*/Trb. 1/Trb. 2/Trb. 3*/Eup./Tuba/C.B.*/Timp., Wood Block/Perc. 1 (Sleigh Bells, Tamb., S.D., 摺鉦, 4 Tom-toms)/Perc. 2 (B.D.)/Perc. 3 (Vib., Sus. Cym., Xylophone, Crash Cyms., Tam-tam)

大江戸シンフォニックウィンドオーケストラ音楽監督、樫野哲也氏の委嘱により、2024年に作曲。同年に開催された「大江戸シンフォニックウィンドオーケストラ特別演奏会 樫野哲也四十路記念コンサート」において初演されました。以下、初演の際のプログラムノートをそのまま掲載いたします。

平安時代、1156年に起こった保元の乱。後白河天皇と崇徳上皇の対立を中心とした朝廷の内部抗争として知られています。この戦いに敗れた崇徳上皇は讃岐(現在の香川県坂出市)へ配流され、その地で崩御されたそうです。
その後、都で立て続けに大きな事件が続いたことをきっかけに、崇徳上皇は怨霊として恐れられることとなりました。しかしその一方で、四国では守護神として崇敬されていたとも伝えられています。
これらの史実や伝説に着想を得て、今回の作品を書き進めました。曲は5つのシーンで構成されており、それぞれ「平安京」「保元の乱」「讃岐にて」「怨霊」「伝説へ」といった場面あるいはその心情をイメージしています。
この曲のタイトルは、讃岐にて崇徳上皇が都を思って詠んだとされる「ここもまたあらぬ雲井となりにけり 空行く月の影にまかせて」という歌から、下の句を引用したものです。「雲井」とは御所のこと。思いがけない場所に来た今は流れゆく状況に身を任せるしかないのだ、という思いが読み取れます。

さて、樫野哲也さん及び大江戸シンフォニックウィンドオーケストラの皆さんに最初にお世話になった第1回演奏会(2012年)から、気づけば10年以上が経過しました。当時高校生、そして作曲も始めたばかりだった私にとって、自らの吹奏楽作品が人の手によって演奏されることがどれだけ感動的なことだったか・・・・・・、初演に立ち会ったときの気持ちは今も変わりません。そんな、私にとって原点ともいえる場で新作を発表させていただけること、大変感慨深く思います。
きっと私たちも「空行く月の影にまかせて」、偶然の巡り合わせの結果として今ここで時を共有しているのだと感じます。様々な出会いに心からの感謝を込めて。(近藤礼隆)
吹奏楽スコア 空行く月の影にまかせて

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