【聞いて!まるみえ先生】生徒の退会
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今回のお悩みは…
「生徒の退会」
ここ数年、幼児の生徒さんが1、2年で退会してしまうケースに悩んでおります。練習も自分から進んで取り組む状況ではなく、小学校に上がるとピアノの練習どころではないと言われるお母さまもおられます。今の親御さんは見切りをつけるのが早く、すぐに次の習いごとへ移行していくようにも見受けられます。幼児への声かけ、家庭での練習方法など、先生のご意見を伺いたく、相談させていただきました。
(M. K先生)
【まるみえ先生回答】
退会時にはその都度レッスン内容を振り返るようにしています。退会理由がたとえ引っ越しや進学などであっても、それが建前の場合もあるからです。また、現在通ってきてくれている生徒さんに対しても「やめたくなる理由」「楽しくない理由」をあらかじめ分析して、その理由を肯定しながらレッスンアプローチを変えていきます。
【例】
音符を読むのが難しい⇒今は読めなくてよい
⇒1個でも確実に読めるように指導内容を変更する
生徒さんにはそれぞれ得意なことに順番があります。リズムをとること、書くこと、覚えることなど…。その順番を見極め、テキストは同じでも練習の順番を変えたり、得意なことだけ難しくするなど、一人一人に合わせたアプローチをしていきます。
また、幼い生徒さんには、音の名前、長さ、何でもよいので1つのテーマでレッスンを組み立て、最後に「これはなんだったかな?」「正解!短い時間によく覚えたね!忘れないように、おうちでもこれだけで良いから練習してくれる?」のように、「できて帰る」ことを大切にしています。
そして何より大切なのは、他の習いごとでは得られない「ピアノレッスンでしか得られないこと」を明確にすることです。
①宿題をきちんとする
②毎日練習する
③音符や鍵盤の位置を早く覚える
④きれいな曲を聴くとうれしくなる
⑤自分の気持ちを表現できる
⑥自分がピアノを弾くことで周りのみんなが笑顔になる
①~③は他の習いごとでも置き換えられますが、④~⑥はピアノ教室でないとできないことだと思います。
自宅練習ができなくても、通っていれば他の習いごとでは得られない、気持ちや感性を育ててくれるんだ!ピアノ教室ってそういう場所なんだね!!と、先にその部分をわかって頂ければ、きっと最初の1~2年を乗り越えて継続につながると私は信じています。
中西 美江(なかにし・みえ)プロフィール
奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室主宰。生徒さんの目の前で書くレッスンをして30年。ポピュラー、ジャズなどを取り入れた独自のカリキュラムでレッスンを行う。
「マイピアノ楽譜」「教室運営法」「体験レッスン成功法」「続けることのできるレッスン法」をテーマに、各地で講座開催中。
https://www.pocoapocopiano3.com/
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